英国では、10数本に及ぶ様々なジャンルのフランス映画を、夏に向けての一般公開を前に待望の先行上映している。ユニフランスはロンドンのフランス語学院協力のもと、配給会社のダイナミックで個性的な戦略の証を願いながら、アーティストによる宣伝のため、渡航の援助を行っている。
渡航アーティストリストは以下の通り: Audrey Tautou と Pierre Salvadori ( プライスレス 素敵な恋の見つけ方 =6/13公開、昨年大ヒット作品「 エディット•ピアフ〜愛の讃歌〜 」と同じ配給会社で、同日封切り) Sandrine Bonnaire ( Elle s'appelle Sabine =6/20公開) Abdellatif Kechiche ( Graine et le mulet (La) =6/20公開), ソフィー マルソー , Jean-Paul Salomé と Déborah François ( 暗闇の女たち =6/27公開、昨年ヒット作品「 Ne le dis a personne / 唇を閉ざせ 」と同じ配給会社で、同日封切り), Virginie Ledoyen , Vincent Lindon , Pascal Elbé ,Bernadette Laffont, Dominique Farrugia , Marc Lévy と Lorraine Lévy ( My friends, my loves =7/4公開), Olivier Assayas ( サマータイム =7/18公開), Cédric Klapisch ( パリ =7/25公開), François Ozon , Romola Garaï と Lucy Russell ( Angel / エンジェル =8/29公開), Kristin Scott Thomas と Paul Claudel ( I've Loved You So Long =9/26公開)
その他にも「 Renard et l'enfant (Le) 」など、公開作品は目白押し!
エディンバラ映画祭が通年の8月開催から、今年初めて6月に開催されるが、選出作品リストにはフランス映画が何本か名を連ねている。Paris (Cedric Klapisch監督), L'heure d'ete (Olivier Assayas監督), Mange, ceci est mon corps (Michelange Quay監督), Peur(s) du noir (アニメコレクション), そしてジャンヌ・モロー レトロスペクティヴ(18本特集上映)が発表されている。
ヨーロッパ連合の会長は、これらの英国でのフランスの活躍を見て、英国人振り付け師 Akram Kahn氏による、フランス人女優ジュリエット・ビノシュのダンスを提案。この機会に大きなレトロスペクティヴ開催に意欲的だ。
昨今の英国でのフランス映画興行成績はとても良く、従来の非英語圏作品の難しさを払拭しつつある。2007年には2%のマーケットを占め、300万人の動員を記録。(通常フランス映画のマーケットは1%にも満たない状態だとされてきた。) この好成績の要因は「 アーサーとミニモイの不思議な国 」「エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜」「唇を閉ざせ」の成功が大きいと見られる。各作品ともに動員数は120万人、32,5万人、24,5万人と従来のフランス映画とは一線を画した興行成績を記録した。これらのメガヒットだけでなく、「 Two Days in Paris/パリ、恋人たちの2日間 」(13,6万人)「 Science des reves (La)/ 恋愛睡眠のすすめ 」(12,5万人)「 ぼくの、大切なともだち 」(8万人)「 Moliere / モリエール 」(7,5万人)「 Quand j'etais chanteur / 仮題:僕が歌手だった頃 」(5,6万人)「 レディ•チャタレー 」(5万人)などの健闘も大きく影響してると言える。また、英国のArtificial Eye, Optimum, Revolver, Soda, Metrodome, Icon, The Works, ICA, Dogwoof やPatheなど数々の配給会社のモチベーションの高さや、ダイナミックな活動がこのような結果に導いた。
英国でのフランス映画が今、見直されている。