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花のようなエレ

花のようなエレ

A 長編映画 by Roger Vadim

Produced by Filmsonor Marceau, Paradox Productions

Release in France : 03/05/1972

    あらすじ

    一九五一年、夏。眼の前にはモンブランの頂き、シャモニーの威容が間近に望むことができる南フランス、オート・サボワ。母のもとで楽しい夏季休暇を 過ごすべくやってきた十七歳の少年ファブリス(D・オードパン)が、大きなカバンを下げて汽車から降りた。駅には車が出迎え、母エレーヌ(M・モーバン) と、母の友達だというフランソワ(J・C・ブイヨン)が乗っていた。一行は帰りがげに、酒場からファブリスの兄ジュリアン(B・プラダル)を乗せた。ジュ リアンはインドシナ戦争のおちぶれた英雄。自ら志願した戦場だったが、失えるものをすべて失いその上、病だけを得て帰還し、もはやいやすべくもない心と体 をもてあましていた。そんな兄と囲む食卓はおせじにも楽しいものとはいえなかった。ジュリアンは対独協力をした父をいまも許さず、さらに、母の友人と称し てわがもの願で母の車を乗り廻すフランソワも許せなかった。翌日から彼は、雄大な美しいアルプスの自然の中を歩き廻った。そんな中で彼は、森のはずれにあ るクレベール(R・オッセン)という男の家に住むエレ(G・ウェルズ)と偶然出会った。やがてエレが口もきけず耳も聞こえないこと、そしてエレというギリ シャ神話の女神の名をもつことを知った。渓流で魚をとったり花をつんだりして楽しい一時を過ごす二人は、今まで経験したことのない心の通じあいを感じてい た。数日後、ファブリスはエレを伴って山小屋にこもった。そこで偶然目撃してしまった母の情事は彼の心を傷つけ、ファブリスの心の寄り所は、もはや天使の ように無邪気なエレだけだった。エレも彼に愛を感じ始めていた。ファブリスはエレに言葉を教え、ゲームを教えた。その楽しい時の流れを突然現われたジュリ アンが破った。ジュリアンは、エレが何人もの山の男たちのなぐさみものになっていること、善悪の区別のつかないエレは、そのことを何とも思っていないこと などを露悪的に語った。ファブリスは、エレに対する冒とくを許すことができず兄に殴りかかった。山をおりた彼は、草原に倒れている母を見つけた。息子のよ うに年若い恋人フランソワに捨てられた母の哀しみが、ファブリスの憎しみを消した。彼は優しく母を助け起こした。その頃、ジュリアンは滝に身を投じて自殺 を計った。この世の醜悪さを呪う気力だけで生きてきた彼も、その醜悪さが他ならぬ自分自身であることを知った瞬間に、この世に訣別を告げた。別離はファブ リスとエレの間にもやってきた。エレは、母の肩を抱きながら去っていくファブリスの後姿を見ながら、意を決したように反対の方向に引きかえしていった。今 までのエレなら、どこまでもファブリスについていっただろう。エレは愛するという感情を知り、その哀しみも同時に知ってしまったのだ。ファブリスとエレ の、短かかったが神話のようにひたすらやさしく美しい季節が、いま終ろうとしていた。

    Source : movie.goo.ne.jp

    俳優 (21)

    映画製作・配給会社 (3)

    製作代表 :

    Filmsonor Marceau, Paradox Productions

    フランス国内配給 :

    Cocinor

    Film exports/foreign sales :

    TF1 Studio (ex-TF1 International)

    TV Broadcasts: Cumulative total

    TV broadcasts: details by country

    クレジットタイトル詳細 (18)

    Assistant directors :

    Jean-Michel Lacor, Philippe Leriche

    Screenwriters :

    Roger Vadim, Monique Lange, Jean Mailland

    録音技師 :

    Jean-Louis Ducarme

    撮影技師アシスタント :

    René Chabal, Roger Tellier

    編集担当 :

    Victoria Mercanton

    Assistant editor :

    Nathalie Lafaurie

    装飾 :

    Jean André

    Foley artist :

    Daniel Couteau

    サウンド・ミキサー :

    Alex Pront

    プロデューサー :

    Michel Zemer

    フォトディレクター :

    Claude Renoir

    音声アシスタント :

    Georges Vaglio

    撮影技師 :

    Philippe Brun

    Sound editor :

    Gina Pignier

    スクリプト :

    Suzanne Durrenberger

    作曲家 :

    Philippe Sarde

    Costume designer :

    Michèle Richer

    スチールマン :

    Yves Manciet

    技術面詳細

    長編映画

    ジャンル :

    フィクション

    サブジャンル :

    人生ドラマ

    言語 :

    フランス語

    Original French-language productions :

    不明

    製作国 :

    100%フランス

    製作年 :

    1971

    フランス公開 :

    03/05/1972

    上映時間 :

    1 時間 35 分

    経過状況 :

    公開済み

    ニュメロ·デ Visa :

    22631

    ビザ発行日 :

    25/04/1972

    CNC助成 :

    不明

    生産のフォーマット :

    35ミリ

    カラータイプ :

    カラー

    画面セット :

    1.37

    Audio format :

    モノラル