あらすじ 現代のチュニジア。有名な映画監督のラウフはフランス人の妻との関係の悪化を理解できず、苦しんでいる。妻はもう長いことフランスから遠くはなれて隔離状態にあることに我慢ができないのだ。ひたすら恨み続けて、彼女は疲れきっているようだ。 この張り詰めた空気の中、ヨーロッパのテレビ局から少年時代の映画との関係を描いた作品を依頼され、ラウフは生まれ故郷、カイルアンでの少年時代を強く、郷愁的に思い浮かべるのであった。 聖職者であり一歩も譲らない威圧的な父親の存在、そして夢と自由の世界である抗し難い映画の魅力との葛藤に悩まされ、ラウフは初めて感情を露にし反抗的態度を取る。彼は母方の叔父で町の売春宿に暮らす巡回映写技師、マンスルに支えられる。 この叔父がラウフに人生を愛することを教えるのであった。 映画祭ノミネート |