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十日間の不思議

十日間の不思議

A 長編映画 by Claude Chabrol

Produced by Euro International Film (EIA), Les Films La Boëtie

Release in France : 01/12/1971

    あらすじ

    ハワードは、"記憶喪失の発作が度々起きて、自分が何をしでかすか不安だ"、"そばにいて欲しい"、とエラリイに懇願する。その要請を受け、ライツヴィルのヴァン・ホーン邸宅にやって来るエラリイ。
    そこには、ハワードの父ディードリッチ、若き義母サリーたちが同居していた。
    エラリイが滞在する9日間に脅迫事件が発生。ハワードとサリーの関係が暴露され、不吉な予兆の中、ついに殺人が!
    そして10日目、遂に驚愕の事実が明らかになる…!

    Source : blogs.dion.ne.jp

    俳優 (11)

    映画製作・配給会社 (3)

    製作代表 :

    Euro International Film (EIA), Les Films La Boëtie

    フランス国内配給 :

    Parafrance

    Film exports/foreign sales :

    Artedis

    TV Broadcasts: Cumulative total

    TV broadcasts: details by country

    Subject

    『十日間の不思議』。これはほどよい具合に力の抜けた優雅なシャブロル、ではなく、恐らく原作(エラリー・クイーン)に対するシャブロルの憑きモノのような執念がビザールな形として表出してしまった怪作。素晴らしいと思います。アンソニー・パーキンス、オーソン・ウェルズ、ミシェル・ピコリ、マルレーヌ・ジョベール、とオールスターキャストで綴る家庭内サスペンス。ちょっと風変わりの素晴らしい撮影はシャブロル映画で御馴染みの名手ジャン・ラビエ。撮ることの楽天性が画面から伝わってきます。シャブロルとの無邪気な共犯ともいえる。

    緩やかにズームしたり一気に引いたりを織り交ぜながらのグルングルンに動き回るカメラは、ちょっとトバしすぎじゃないだろか?と心配になるほど早い息で進むこの作品の、まことしやかな幻想シーン過去シーンとの往来にすごく合っている(ワンショット毎に時制がポンポンと移り変わっていく箇所も多々!)。アンソニー・パーキンスが血だらけの両手首をそれぞれ二つの蛇口(最初、鏡への映りこみだと思った)で洗い流す冒頭のシーンから奇妙なのですが、カメラが斜めったり横になったりの構図がさらに不安を煽る。主人公は記憶障害で、忘却された己の記憶に絶えず不安を抱えている。何度も登場する湖の透明度の不気味さもさることながら、一日の終わりでは必ず何処か濁ったような不安定なフェイド・アウトが用いられる。

    恐ろしいシーンがいくつかある。オーソン・ウェルズの母親が出てくる幻想シーンがひとつ。まるで血の気の引いたその顔のアップはラストのウェルズへと受け継がれる。蒼ざめた顔と充血した目の下のラインが強烈。夜中に逃亡したアンソニー・パーキンスをミシェル・ピコリが車で追うシーン。疾走する車のヘッドライトが道路に反射して危険きわまりない。不安定な運転の中、深い闇の後部座席から銃を突きつけられるピコリ。マルレーヌ・ジョベール殺害シーン。物音一つさせない殺害。ドアの枠やジョベールの首筋、姿勢(ジャケット参照)、ハッとさせる編集がキマる。そして罪を着せられたアンソニー・パーキンスが彫像を破壊するシーン。カメラは彫像の逞しい筋肉を舐めるように足元へそしてパーキンスの足元へと向かう。何かゴリゴリと重い摩擦音がして凶器の影が映り破壊は始まる。彫像はその逞しい腹筋を折って真っ二つに崩れ落ちる。

    このパーキンスがそうであるように、シャブロルが残酷な神に支配された作品。傑作!

    Source : d.hatena.ne.jp

    クレジットタイトル詳細 (20)

    Assistant directors :

    Michel Dupuy, Patrick Saglio

    プロデューサー :

    André Genoves

    フォトディレクター :

    Jean Rabier

    音声アシスタント :

    Gérard Dacquay

    撮影技師 :

    Charles-Henri Montel

    編集担当 :

    Jacques Gaillard

    スクリプト :

    Aurore Chabrol

    Foley artist :

    Louis Devaivre

    Costume designer :

    Karl Lagerfeld

    スチールマン :

    Roger Corbeau

    原作者 :

    Ellery Queen

    Screenwriters :

    Paul Gegauff, Eugène Archer, Paul Gardner

    録音技師 :

    Guy Chichignoud

    撮影技師アシスタント :

    Raymond Menvielle, Janine Rabier

    製作部長 :

    Irénée Leriche

    編集アシスタント :

    Jean-Claude Groussard

    作曲家 :

    Pierre Jansen

    美術装飾 :

    Guy Littaye

    サウンド・ミキサー :

    Alex Pront

    Location managers :

    Arlette Danis, Patrick Delauneux

    技術面詳細

    長編映画

    ジャンル :

    フィクション

    サブジャンル :

    心理ドラマ

    言語 :

    フランス語

    出身 :

    フランス, イタリア

    Original French-language productions :

    不明

    製作国 :

    大部分フランス (フランス, イタリア)

    製作年 :

    1971

    フランス公開 :

    01/12/1971

    上映時間 :

    1 時間 50 分

    経過状況 :

    公開済み

    ニュメロ·デ Visa :

    36570

    ビザ発行日 :

    23/11/1971

    CNC助成 :

    不明

    生産のフォーマット :

    35ミリ

    カラータイプ :

    カラー

    Audio format :

    モノラル