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誇りの馬

誇りの馬

A 長編映画 by Claude Chabrol

Produced by Bela Productions

Release in France : 24/09/1980

    あらすじ

     20世紀初頭のブルターニュ地方に生きる農民たちの生活を描いた、クロード・シャブロル監督の全キャリアのなかでも特に異彩を放つ秀作。原作はピエール=ジャケ・ヘリアスの同名小説。映画は1908年から1918年までの10年間を切り取り、とある若い男女が出会い、結婚し、子供をもうけ、ごく普通の日常を紡いでいく姿を淡々と映しだす。一家の息子ピエール=ジャケが大人になり、少年時代を振り返るかたちでナレーターを務め、特にこれといったストーリーはないまま、ただ時の流れをたゆたうように映画はゆっくりと進む。平凡な一家族の肖像を中心に、その土地に生きる人々が長年守ってきた独特の風習や観念、生き方そのものが描かれていくのだ。

    Source : simplydead.blog66.fc2.com

    俳優 (17)

    映画製作・配給会社 (4)

    製作代表 :

    Bela Productions

    Film exports/foreign sales :

    StudioCanal Films Limited

    Co-productions :

    Tf1, Planfilm

    フランス国内配給 :

    Ugc

    TV Broadcasts: Cumulative total

    TV broadcasts: details by country

    Subject

    画一化された近代文化とは全く異なる独特の生活様式と、絵画のように美しい映像が、観る者の目と心を捕えて離さない。本物の馬を買う金がないために自らの背中を「誇りの馬」と呼び、子や孫たちを何代も背負ってきた人々の朴訥とした暮らしは、しかし第一次世界大戦の勃発と共に変化を余儀なくされる。無垢なる時代の終焉は、やがて彼らの生きざまも滅びへと向かわせるのか……。映画は最後まで冷静な観察眼を貫きながら、どこか楽天的な明るさと優しさをもって幕を閉じる。春の祭りに湧く村人たちの行進を見送るエンディングには、作り手の彼らに対する敬意と慈しみが溢れていて感動的だ。

     決してのどかで平和なだけではない農村のシビアな死生観や、この世とあの世が地続きであるかのようなフォークロア・ファンタジーの世界を、日常生活と等しく描くあたりがシャブロルらしい。貧困のために連鎖する自殺、災厄の象徴である「World Bitch(英語字幕はこういう表記だった。どう和訳したらいいんだろうか?)」という概念、死の淵から蘇った者たちの不可思議な逸話なども織り交ぜ、作品に奥行きを与えている。

     製作は『気のいい女たち』(1960)『悪意の眼』(1961)『青髭』(1963)といった作品でシャブロルと組んできたジョルジュ・ド・ボールガール。脚本は『まぼろしの市街戦』(1966)のダニエル・ブーランジェと、シャブロルが共同で手がけた。ふたりはかつて超ユルユルのスパイコメディ『ジャガーの眼』(1966)で恐ろしいまでの相性の悪さを見せていたが、本作は彼らの資質がうまい具合に合致した成功作といえる。

     息子ピエール=ジャケ役に扮する少年たちが凄くいい。ロナン・ユベール、アーメル・ユベールの兄弟が、それぞれ8歳と10歳のピエール=ジャケを演じている。若い父親ピエール=アラン役を演じたのは、フランソワ・クリュゼ。彼はシャブロルのお気に入りだったようで、本作のあとには『Les Fantomes du Chapelier』(1982)、『主婦マリーがしたこと』(1988)、『愛の地獄』(1994)、『Rien Ne Va Plus』(1997)に出演している。特に『愛の地獄』での妄執に取り憑かれた夫役は素晴らしかった。また、本作には『仕立て屋の恋』(1989)のミシェル・ブランも「小さな死からよみがえった男」という印象的なエピソードで顔を見せている。

    Source : simplydead.blog66.fc2.com

    クレジットタイトル詳細 (18)

    製作代表 :

    Georges de Beauregard

    原作者 :

    Pierre-Jakez Hélias

    フォトディレクター :

    Jean Rabier

    撮影技師アシスタント :

    Jean-Marc Rabier

    製作部長 :

    Pierre Gauchet

    Assistant editors :

    Brigitte Benard, Brigitte Grynblat

    Foley artist :

    André Naudin

    Costume designer :

    Magali Fustier

    スチールマン :

    Roger Corbeau, Jean Garcenot

    Assistant directors :

    Marc Barbault, Philippe Charigot, Hugues de Rosière

    シナリオライター :

    Daniel Boulanger

    録音技師 :

    René Levert

    撮影技師 :

    Michel Thiriet

    Editor :

    Monique Fardoulis

    作曲家 :

    Pierre Jansen

    美術装飾 :

    Hilton McConnico

    サウンド・ミキサー :

    Maurice Gilbert

    Location managers :

    Patrick Millet, Joël Gautier

    技術面詳細

    長編映画

    ジャンル :

    フィクション

    サブジャンル :

    ドラマ

    テーマ :

    田園地帯

    言語 :

    フランス語

    その他の国の共同制作者 :

    フランス

    Original French-language productions :

    不明

    製作国 :

    100%フランス (フランス)

    製作年 :

    1980

    フランス公開 :

    24/09/1980

    上映時間 :

    2 時間

    経過状況 :

    公開済み

    ニュメロ·デ Visa :

    50881

    ビザ発行日 :

    18/09/1980

    CNC助成 :

    不明

    生産のフォーマット :

    35ミリ

    カラータイプ :

    カラー

    Audio format :

    モノラル