2013年制作のドキュメンタリーアニメーション、「Is the Man Who Is Tall Happy? An Animated Conversation with Noam Chomsky / 背の高い男は幸せ?」。制作がスタートしたのは、ミシェル・ゴンドリーが、60年代アメリカン・コミック大作の映画化作品「グリーン・ホーネット」をハリウッドで撮影している、まさにその最中にでした。言語哲学者ノーム・ショムスキ-へのインタヴューをもとに、言語学、ポエジー、イマージュが交錯する、「ドキュメンタリー」と「アニメーション」の融合という異色の作品が誕生しました。
ゴンドリーの孤独で緻密な創作作業によって、チョムスキーとの長時間にわたるディスカッション映像に魔法がかけられてゆきます。この高名なアメリカ人言語学者の思想やセオリー、概念、さらにそのプライベートにいたるまで、ゴンドリーはデッサンを通して、自分なりの自由な解釈を提案します。映画人でクリエイターのゴンドリーと、政治・社会派学者のチョムスキーという、異色の二人が出会ったとき、これまでにない、胸高まるエキサイティングな作品が生まれました。
ミシェル・ゴンドリーによるアニメーション作成、技術などなど、 こちらの「MAKING OF」で、その制作の裏側すべてをお見せします!