フランスのお隣、ベルギー・フランダース出身で、「オーバー・ザ・ブルースカイ」などの作品が知られるフェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン監督が審査員として「マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル(myFFF)」に参加するという、嬉しいニュースです!
フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲンは、ベルギー・フランダース出身の脚本家・映画監督です。監督・脚本デビュー作「Steve + Sky」(2004年)は、ベルギーのオスカーともいわれるジョゼフ・プラトー賞でその年のベルギー映画最優秀作品に選ばれました。
2007年、長編第2作目となる「Jours sans amour」を制作。続く2008年には、ディミトリ・フェルフルストの小説「残念な日々」を原作に映画化した作品「あきれた日常」を制作。この作品は、2009年カンヌ国際映画祭監督週間に出品され、芸術・実験映画賞を受賞しました。
2012年の監督作品「オーバー・ザ・ブルースカイ」では、幅広い層の観客から高い評価と人気を獲得。アカデミー賞外国映画作品部門をはじめ、多くの国際映画祭でノミネートされ、トライベッカ映画祭(ニューヨーク)国際部門で主演女優賞および脚本賞、欧州議会による映画賞ラックス賞、セザール最優秀外国映画賞、そしてベルリン国際映画祭観客賞第一位を受賞しています。
多くの国際的映画賞を獲得する成功を収めたフェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン。2016年3月2日に、新作「 Belgica」が一般公開される予定です。この作品は、1月下旬にアメリカで開催されるサンダンス国際映画祭のコンペティション部門に出品され、ワールドプレミアが開催されます。
そのフェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲンが、今回「マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル(myFFF)」に審査員として参加。映画関係者審査員賞の受賞作は、2月19日に発表です!