2003年8月21日はフランス製アニメ作品がロシアに降り立った、記念すべき日となりました。
10年以上もの間、ロシアに全く進出していなかったフランスのアニメ映画ですが、ついにロシアの配給会社の歓迎を受けることになったのです。
幕開けを飾ったのは、先週36本と好調なスタートを切ったLes Enfants de la pluie (仮題:雨の子供たち)です。配給を担当した West Video は、2001年のPacte des loups (ジェヴォーダンの獣)、Belphegor (ルーヴルの怪人)、そして2002年のSueurs (略奪者)の成功により、ますますフランス映画に注目しています。
アニメ作品では、West Video 社は10月30日にKaena, la prophetie (ケイナ ザ・プロフェシー)の公開を予定しており、Pan-Terra はその一週間後にTriplettes de Belleville (仮題:ベルヴィルのランデブー)40本の公開を開始。続いてCentral Partnership 配給 Le Roi et l’oiseau (王と鳥)、Ruscico 配給
L’ enfant qui voulait etre un ours (仮題:クマになりたかった子ども)、Pyrine Film 配給 Corto Maltese (コルト・マルテス)、そしてWest Video が獲得したAsterix et les Vikings (アステリックスとバイキング)…と目白押しです。
Les Enfants de la pluie は公開直後の結果から、大きな成功が期待されています。
Joel Chapron