あらすじ
エマニュエルは南仏に妻マラ(ベルト)とその連れ娘のナターシャ(ビノシュ。まだ若い!)と住んでいる。既に大人になりかけの娘の存在はいつも夫婦を困らせる。些細なことからの喧嘩で家を飛び出すナターシャ……。エマニュエルはふと思うところあって、先妻のリリの元にいる実の娘エリーズを連れ出し、車で旅に出る。久々の対面の娘とコミュニケーションを円滑に画るため、シナリオを彼女に考えさせ、彼がビデオカメラでそれを撮ることにする。途中ナターシャを家出先から家に帰した後、二人はスペインにゴヤの絵を観に行くことにするが、その日プラド美術館は休みだった。泊まったホテルで父は娘に提案を出す。部屋に娘一人置いて、カメラの前で思いのたけを告白させようというのだ。泣きじゃくる彼女が語り始める真実……。
Source : allcinema.net
クレジット
監督 (1)
俳優 (7)
映画製作・配給会社 (4)
- 製作代表 : Flach Film
- 共同製作 : TF1 Films Production
- Film exports/foreign sales : Newen Connect a TF1 Group Company, Tamasa Distribution
- フランス国内配給 : Fox France
クレジットタイトル詳細 (14)
- 製作代表 : Charles Brabant, Jean-François Lepetit
- Screenwriters : Jean-Francois Goyet, Jacques Doillon
- フォトディレクター : Michel Carre
- Assistant directors : Carole Golzio, Dominique Baron
- Editors : Nicole Dedieu, Claude Ronzeau
- 録音技師 : Michel Guiffan
- 音声アシスタント : Yves Laisné
- 撮影技師アシスタント : Pascal Moal, Pierre Patrolin, Pierre Bec
- 撮影技師 : Jacques Monge
- 製作部長 : Jacques Pol
- Sound editor : Anna Basurco
- 製作アシスタント : Danièle Freppel
- Foley artist : Jérôme Lévy
- サウンド・ミキサー : Joël Faure
技術面詳細
- タイプ : 長編映画
- ジャンル : フィクション
- サブジャンル : 人生ドラマ
- テーマ : 家族
- 言語 : フランス語
- その他の国の共同制作者 : フランス
- Original French-language productions : 不明
- 製作国 : 100%フランス (フランス)
- 製作年 : 1985
- フランス公開 : 13/02/1985
- 上映時間 : 1 時間 38 分
- 経過状況 : 公開済み
- ニュメロ·デ Visa : 59682
- ビザ発行日 : 04/02/1985
- CNC助成 : 不明
- 生産のフォーマット : 35ミリ
- カラータイプ : カラー
- 画面セット : 1.33
ニュース&アワード
映画祭でのセレクション (3)
About
一頃のちょっとしたドワイヨン・ブームに乗って公開となった、彼の仕事の中でも最も沈痛なものをそのラストには感じさせる作品だが、当時流行と言っても良かったビデオ映像を駆使し語り口は軽やかである。彼は“LA FILLE PRODIGUE”(「放蕩娘」として'80年に特別上映)と「堅物女」(未公開)の間の“父と娘”三部作の一本と本作を位置づけている。
父にS・フレイ、娘に脚本のジャン・フランソワの娘マラ・ゴイエ。ナイーヴな彼女が父に語って聞かせる“物語”が微妙に父娘の関係を照らし出していくあたり、ドワイヨン演出の真骨頂と言えよう。ただ、ビデオの使用に関しては(その後、同工異曲がたくさんあるせいもあろうが)今観ればあざとさを感じるかも。
Source : allcinema.net