あらすじ
六人の仲間が有金残らず出しあってペルロンジュールが勝負をしに行ったところ六万フランもうけたので、六人はそれ を山分けにして分れ、五年後にパリで再会しもうけた金を分け合おうと約束する。五年後、サンテールはパリのミュージック・ホールの王であった。文無しに なって帰ったペルロンジュールの話によると、仲間の一人ナモットはフランスへ帰る途中船から落ちて死んだという。第二に現われたのはジェルニコーである。 女優ロリタがその妻である。彼女が自動車の中で、夫がサンテールに会って来るのを待っていると、ペルロンジュールが来合せる。二人はダカールで会ったこと のある旧知の間柄で再会を約してペルロンジュールがよいやみに姿を消した時、銃声が響いた。ジェルニコーが倒れ、サンテールが飛出して救いを求め、人々と 共に引き帰してみると、ジェルニコーの姿は消え、下男が朱に染って倒れていた。この事件の探査に当った名探偵ウェンスは、六人の仲間の一人グリッブを探し 出す。近ごろはジョーと呼び、ウエンスは警視庁で顔なじみの良からぬ男である。ウエンスは更にもう一人ルーアンで真面目な結婚生活をしているティニョール の所在をつきとめる。ティニョールもパリに来てサンテールに歓迎され、新しいレビューの発表会に招かれる。ロリタも舞台に立って大かっさいを博したが、気 がつくと観客席でティニョールは死んでいた。その夜ウエンス探偵は、ジョーも自分のアパートで殺されているのを発見したので残るはサンテールとペルロン ジュールの二人である。ウエンスは郊外のある別荘に二人が来る様に、無名の手紙を出しておき、部下と共に張り込んでいると、果然銃声一発、一人の男が倒れ る。そして拳銃を持っている男が捕縛される。それはサンテールであった。倒れた男が立ち上ると、それはペルロンジュールであった。途端に又もや銃声がとど ろいたが、ねらいがそれてだれも傷つかず、男の影がやみに走る。ウエンス等が追跡すると曲者は遂に逃げ場を失い底無しのどろ沼に落ちて死んだ。
Source : movie.walkerplus.com
クレジット
監督 (1)
俳優 (25)
映画製作・配給会社 (3)
- 製作代表 : Continental Films
- Film exports/foreign sales : Gaumont
クレジットタイトル詳細 (7)
- Adaptation : Henri-Georges Clouzot
- フォトディレクター : Robert Lefebvre
- 作曲家 : Jean Alfaro
- 録音技師 : William-Robert Sivel
- 原作者 : Stanislas-André Steeman
- プロデューサー : Alfred Greven
- 美術装飾 : André Andrejew
技術面詳細
- タイプ : 長編映画
- ジャンル : フィクション
- サブジャンル : 推理
- テーマ : 陰謀, ミステリー
- 言語 : フランス語
- その他の国の共同制作者 : フランス
- Original French-language productions : 不明
- 製作国 : 100%フランス (フランス)
- 製作年 : 1941
- フランス公開 : 16/09/1941
- 上映時間 : 1 時間 30 分
- 経過状況 : 公開済み
- ニュメロ·デ Visa : 1189
- ビザ発行日 : 16/09/1941
- CNC助成 : 不明
- 生産のフォーマット : 35ミリ
- カラータイプ : 白黒
- 画面セット : 1.37
- Audio format : モノラル
興行収入・公開作品
テレビ放送
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