「マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル(MyFFF)」が、今年もまたやってきます!
今回は長編・短編合わせて全30作品*、10カ国語の字幕付きで、2022年1月14日(金)から2月14日(月)まで、世界各地で同時配信されます。
さあ、第12回 MyFFFの予告編、作品ラインナップ、審査員をさっそくチェックしてみましょう!
2022年もフランス語圏映画の多様性と活力を感じられる作品ラインナップをお届けします。予告編はこちら!
【2022年 作品ラインナップ】
フレンチ&フューリアス:勢いを感じさせる若手監督の作品
- 『テディ』 (監督:リュドヴィック & 2021年ロカルノ国際映画祭出品作
- 『Un pays qui se tient sage(原題)』(監督:ダヴィッド・デュフレーヌ)2020年第73回カンヌ国際映画祭監督週間*この作品のMyFFFでの日本国内配信はございません
- 『ドロシーが生んだ悪魔たち』(監督:アレクシ・ラングロワ)2020年第17回「ヴェニス・デイズ」作品
- 『オラシオ』(監督:キャロリーヌ・シェリエ)2021年アヌシー国際アニメ―ション映画祭出品作
- 『愛の痛み』(監督:エルザ・リスト) 2021年クレルモン=フェラン国際短編映画祭出品作
はじける青春:若者ならではの溢れるパワーを様々な視点から描いた作品群
- 『À l'abordage』(監督:ギヨーム・ブラック)― 2020年ベルリン国際映画祭出品作*この作品のMyFFFでの日本国内配信はございません
- 『優雅なインドの国々 バロック meets ストリートダンス 』(監督:フィリップ・ベジア)
- 『旅立ち前夜』(監督:ヤスミヌ・バエシャール)提携:SWISS FILMS
- 『勇気を出せ!』(監督:アドリアン・モイズ・デュラン)2021年カンヌ国際映画祭短編部門出品作
揺れるアイデンティティ:意味を求めるなら自分探しから
- 『ナディア・バタフライ』(監督:パスカル・プラント)2020年第73回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「カンヌレーベル」作品 提携:Telefilm Canada
- 『プレイリスト』(監督:ニーヌ・アンティコ)
- 『イカした人生』(監督:ラファエル・バルボーニ & アン・シロ)提携:Wallonie-Bruxelles Images (WBI)
- 『みにくいアヒルの子』(監督:アントン・バルクジャン)
欲望のシネマ:愛、欲望、そして官能への目覚めとは…
- 『愛人/ラマン』(監督: ジャン=ジャック・アノー)*この作品のMyFFFでの日本国内配信はございません
- 『ハニー・シガー 甘い香り』(監督:カミール・アイヌーズ)―
- 『地平線の彼方』(監督:デルフィーヌ・ルエリシー)2019年サン・セバスティアン国際映画祭出品作 提携:SWISS FILMS
- 『強く抱きしめて』(監督:メラニー・ロベール=トゥルヌール)提携:Wallonie-Bruxelles Images (WBI)
- 『月』(監督:ゾエ・ペルシャ)提携:Telefilm Canada
ナイトストーリー:夕暮れから夜明けにかけて変わっていく人々を描いた作品群
- 『パリ、夜の医者』(監督: エリ・ワジュマン)2020年第73回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「カンヌレーベル」作品
- 『デュスティン 夜の狂騒』(監督:ナイラ・ギゲ)2020年トロント国際映画祭出品作
- 『強い男』(監督:マキシミリアン・バディエ=ロゼンタール) - 2021年クレルモン=フェラン国際短編映画祭出品作
- 『子ぐま』(監督:ニコラ・ビルケンストック)2021年クレルモン=フェラン国際短編映画祭出品作
ヴォヤージュ:時間や空間を飛び越えて、新鮮な見方をもたらす作品たち
- 『カラミティ』(監督:レミ・シャイエ)2020年アヌシー国際アニメ―ション映画祭グランプリ作品*この作品のMyFFFでの日本国内配信はございません
- 『アリスの空』(監督:クロエ・マズロ - 2020年第73回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「カンヌレーベル」作品
- 『誤植』(監督:ジュリオ・カルガリ
- 『各駅停車』(監督:サム・カルマン)1992年カンヌ国際映画祭短編部門パルム・ドール受賞作品
キッズコーナー:卒業したての有望な若手クリエイターによる、セリフなしの子供向け短編アニメーション4作品
- 『アストラリウム』(監督:リュシー・アンドゥーシュ)
- 『ミドと森のミュージシャン』(監督:ロマン・ギラントン)
- 『目には目を』(監督:トマ・ボワロー、アラン・ギモン、ロバン・クルトワーズ、マテュー・ルクロック、マルコム・ハント、フランソワ・ブリアンテ)
- 『たからもの』(監督:アレクサンドル・マンザナール、ギヨーム・コゼンザ、フィリップ・メルテン、シルヴァン・ムット=ルレ)
これらの作品は1月14日(金)より、マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル(MyFFF)公式サイトのほか、70を超える提携配信サービスから世界中でご視聴いただけます。
短編はすべて無料でご視聴可能です。
長編は1作品あたり1.99ユーロ、または、全作品見放題のフェスティバルパック7.99ユーロでご視聴いただけます。
アフリカ、ラテンアメリカ、韓国、東南アジア、ポーランド、ルーマニア、ロシア・CISからは長編・短編ともに無料でお楽しみいただけます。
【2022年 国際審査員】
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ミッチェル・コートレンツ : サウンドミキサー。14歳の頃から映画と音に情熱を注ぐ。フランスで音響学を学ぶ。観客の感情を高めたいとの思いから、サウンドミキシングを専門とする。手がけた映画は『パンズ・ラビリンス』『グエロス』『静かな光』『そして俺は、ここにいない。』など、100本を超える。メキシコ最優秀音響賞を6回受賞し、2021年4月には映画『サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~』でアカデミー賞®️ 音響賞受賞。ミキシングルームにいないときは、家族とデザートを食べたりして過ごすのが楽しみ。
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ヨアヒム・ラフォス : 1975年ブリュッセル生まれ。IAD(Institut des Arts de Difusion)を卒業後、2003年に長編映画『Folie Privée』(ロカルノ国際映画祭コンペティション部門)で監督デビュー。2006年『Ça rend heureux』(ロカルノ国際映画祭コンペティション部門)、イザベル・ユペール主演の『Nue propriété(仮題:裸の所有物)』(ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門)を監督。2007年には『Elève Libre』(カンヌ国際映画祭監督週間)を監督。作品を追うごとにその評価は高まり、『À perdre la raison』では、主演のエミリー・ドゥケンヌが第65回カンヌ国際映画祭ある視点部門で女優賞を受賞するなど、国内外で高く評価されている。2015年監督作『Les Chevaliers blancs』(出演:ヴァンサン・ランドン、ヴァレリー・ドンゼッリ、ルイーズ・ブルゴワン、レダ・カテブ)は2015年トロント国際映画祭にて最優秀監督賞を受賞。ベレニス・ベジョとセドリック・カーン共演の『L'Économie du couple』(カンヌ国際映画祭監督週間)は、批評家および観客から非常に高い評価を受けた。2018年『Continuer』(出演:ヴィルジニー・エフィラ、ケイシー・モッテ・クライン)ヴェネチア国際映画祭出品。2021年『Les Intranquilles』(出演:レイラ・ベクティ、ダミアン・ボナール)カンヌ国際映画祭出品。
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フィリッポ・メネゲッティ:イタリア、パドヴァ出身。ニューヨークのインディペンデント映画界で最初のキャリアを積む。ローマで映画と人類学を学んだ後、第一助手として働き始める。その後、監督として短編映画『Undici』(Piero Tomaselliとの共同監督作)、『L'intruso』、『La bête』を手がけ、多くの国際映画祭に出品し、受賞している。2019年の初長編監督作『Two of Us』は、東京国際映画祭でプレミア上映された後、世界80以上の映画祭で注目され、30カ国で公開された。同作はセザール賞(最優秀処女作)、リュミエール賞(最優秀処女作、最優秀女優賞)をはじめ計25を超える賞をフランス国内外で受賞。また、2021年ゴールデングローブ賞では外国語映画賞にノミネートされ、2021年アカデミー国際長編映画賞フランス代表作に選ばれている。2013年よりフランスを拠点に活動。
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サンティアゴ・ミトレ : 1980年、ブエノスアイレス生まれ。映画を学んだ後、2004年から共同脚本家・共同監督として監督のキャリアをスタート。2011年、初長編『El Estudiante(The Student)』を監督し、ロカルノ国際映画祭で審査員特別賞を受賞した。長編第2作『Paulina』はカンヌ国際映画祭批評家週間でグランプリおよび国際批評家連盟賞(FIPRESCI)を受賞。2017年カンヌ国際映画祭ある視点部門に出品された長編第3作『The Summit(La Cordillera)』は、アルゼンチンで興行的に成功を収めた。2021年には、フランスとアルゼンチンの俳優をつかった初の非アルゼンチン映画『15 Ways to Kill Your Neighbour』をフランス国内複数ヶ所で撮影した。現在、アルゼンチン史上最大の裁判を描いた歴史映画『1985, Argentine』(主演:リカルド・ダリン、制作:Amazon Studio)の編集作業に取り掛かっている。
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ダフネ・パタキア : 女優。ベルギー人とギリシャ人の両親の間に生まれ、ベルギーのブリュッセルで育つ。アテネのギリシャ国立劇場で演技を学び、2013年に卒業。ギリシャ映画でキャリアを積み、2016年のベルリン国際映画祭でシューティング・スター賞を受賞。翌年のカンヌ国際映画祭に出品されたトニー・ガトリフ監督作『Djam』では主演を務めている。2018年、ヨルゴス・ランティモス監督の短編映画『Nimic』でマット・ディロンと共演。2019年には、連続ドラマシリーズ『OVNI(s)』でメルヴィル・プポーと共演。ヴィルジニー・エフィラと共演したポール・バーホーベン監督の『ベネデッタ』は、2021年カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品されている。
【2022年 国際報道審査員】
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Carlos Helí De Almeida(ブラジル):映画批評家
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Jason Salomons(イギリス):Totally Wired, BBC News, "Seen ANy Good Films Lately?"
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Alejandra Trelles(ウルグアイ) : La Diaria
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Dzevdet Tuzlic(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ):BHT 1
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Fiona Williams(オーストラリア): SBS Movies
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1月14日をお楽しみに!
Vive le cinéma !
*視聴する地域、配信サイトにより、配信作品、作品数、配信期間が変わることがあります。