2017年度の外国報道機関審査員を務めるジャーナリストたちをご紹介します!
「マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル(myFFF)」では、毎年コンペティション部門出品の作品の中から優秀な作品に3つの賞が贈られます。世界中からフェスティバルにご参加くださったみなさまによって選ばれる「ラコステ観客賞」、映画監督として活躍する審査員メンバーによって選ばれる「映画監督審査員賞」、そして「外国報道機関賞」です。
第7回「MyFFF」の外国報道機関審査員メンバーはこちらです!
デヴィッド・ジェンキンス
英国のインディペンデント系映画情報誌「Little White Lies 」(隔月発行)の編集長を務める。第67号が発行されたばかりの同誌は、イラストレーションなどのデザイン性の高さにも定評があるカルチャーマガジン。以前は「Time Out London」の映画批評も担当しており、現在は「Little White Lies」の他、「Sight & Sound」「The Guardian」「Montages」「MUBI」などにも寄稿。
パブロ・オスカー・ショルツ
ブエノスアイレスで学業を終えた後、購読者数最大級のスペイン語新聞「Clarín(クラリン)」(アルゼンチン)で映画批評を務める。同紙の副編集長、副ディレクターを経て、FMラジオ局「Milenium」でカルチャー番組を担当。2002年~2008年には、アルゼンチンで開催される「マール・デル・プラタ国際映画祭」のコンペティション部門セレクション作品公式選考委員会のメンバーを務める。カンヌ(フランス)をはじめ、トロント(カナダ)、サン・セバスチャン(スペイン)、ブエノスアイレス(アルゼンチン)など、世界各地の国際映画祭に参加。「FIPRESCI」(国際批評家連盟)メンバー。
マルク=アンドレ・リュシエ
熱いシネフィルとして長い経歴を持ち、25年以上前から映画批評家としての活動を行っている。1988年9月、ラジオ局「CIBL-FM」にて映画番組「Projection spéciale」のナビゲーターを開始。1995年よりカナダ・モントリオールの大手日刊紙「La Presse 」に寄稿し、5年後より同紙と正式に契約。同時にSRC - Société Radio Canada にも映画情報記事を提供する。また、テレビ局「ARTV」でもシネマ番組の司会をするほか、「Télé-Québec」の映画番組「À l’affiche cette semaine」でも司会のひとりとして活躍。「La Presse」出版より著書「Le meilleur de mon cinéma」が刊行されています。
エレナ・ヴァシリエヴァ
フランス映画に魅了され、現在はロシアとフランスを拠点に活動。7年前よりフランス映画についてさまざまな媒体で執筆を行う。フランス映画を専門に扱ったロシアのウェブサイトで批評家として活動をはじめ、現在は、ロシアで最も影響力のある映画サイト「Kinopoisk 」のフランス映画ブログを担当し、アーティストインタヴューなども行っている。
吉武美知子
パリ在住。日本では最も長い歴史を持つ映画専門誌「キネマ旬報」で執筆するほか、フランスで発行されている情報誌「OVNI」でも映画批評を担当。レオス・カラックス、フランソワ・オゾンなどをいち早く発掘し、日本に紹介する一方、日仏合作の共同プロデュースも行う。諏訪敦彦監督のいくつかの作品にもプロデューサーとして参与。近年、自身の映画製作会社 FILM-IN-EVOLUTION を設立した。
第7回「MyFFF国際報道機関審査員賞」受賞作品の発表は、フェスティバル閉幕の2月13日以降になります!