ユニフランス主催による、世界でいちばんカジュアルな映画祭が、今年もまた1月18日(金)から2月18日(月)までの1ヵ月間にわたり開催されます!昨年2018年には延べ1200万回という、これまで最高の視聴回数を記録したこのフェスティバル。今年は短編・長編合わせて28作品が世界各地で配信されます。さっそく出品作品のラインナップと予告編、審査員のメンバーをチェックしましょう!(*配信作品は国・地域、
第9回「マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル(MyFFF)」では、世界に名だたる映画監督たちが、フランス国内外から審査員としてフェスティバルに参加します。
- ベルギーの映画監督、ジャコ・ヴァン・ドルマル(『トト・ザ・ヒーロー』、『ミスター・ノーバディ』、『神様メール』)、
- フランスの映画監督、ウダ・ベンヤミナ(長編初監督作品『Divines』で2016年カンヌ国際映画祭カメラ・ドール(新人監督賞)を受賞)、
- フランスの映画監督、コラリー・ファルジャ(長編初監督作品『Revenge / リベンジ』は世界中で観客・批評家たちの称賛を得た)、
- フランスの映画監督、ミカエル・アース(『Memory Lane(25歳の夏休み)』、『サマー・フィーリング』、最新作『アマンダと僕』はヴェネチア国際映画祭マジック・ランタン賞および東京国際映画祭 東京グランプリ/最優秀脚本賞を受賞、日本でも今年2019年6月に公開される)、
- カナダの映画監督、キム・グエン(『ホワイト・ラバーズ』、2013年日本公開の『魔女と呼ばれた少女』は同年の第85回アカデミー外国語映画賞にノミネートされた作品)。
そして、2019年の出品作品ラインナップはこちらです!フランス映画の多様性を象徴するいくつかのテーマ別に、長編も短編も一緒に紹介していきます。
「FAMILY BUSINESS」セレクション作品
何が起こるかわからないロード・トリップ、偽ドキュメンタリーの制作、動物園での結婚式…。家族が顔を揃えたなら、汚れた心をさらけ出し、洗濯物といっしょにまとめて、家族で洗ってしまいましょう。
- 『ギャスパール、結婚式へ行く』(監督:アントニー・コルディエ)
- 『Guy』 (監督:アレックス・リュッツ)
※この作品のMyFFFでの日本国内配信はありません。
「WHAT THE F…RENCH !?」セレクション作品
判事も、探偵も、不眠症患者も、静寂の探求者も、時にフランス映画の主人公たちは、気づいてみれば不条理の真っただ中に置かれていた…ということがあります。
- 『勤務につけ!』(監督:カンタン・デュピュー)
- 『神よ、お助けを!』 (監督:イヴ・イナン、ジャン・リボン)
※コンペティション部門出品作、ベルギー招待作品(協力: Wallonie-Bruxelles Images (WBI))
- 『ジュディット・ホテル』 (監督:シャルロット・ルボン)
- 『7つめの大陸』(監督:ノエ・ドゥブレ)
- 『ワイルド・ラブ』(監督:ポール・オートリック、カンタン・カミュ、レア・ジョルジュ、マリカ・ローデ、ゾエ・ソティオー、コレンタン・イヴェルニオー)
「WOMEN AT WAR」セレクション作品
母たち、娘たち、道を切り拓く女たち、何かに抗う女たち…。自らをとりまく世界に「ノン!」を突き付け、戦いを挑む女たちのポートレイト。
- 『ピッチの上の女たち』 (監督:ジュリアン・アラール)
- 『Gueule d'ange』(監督:ヴァネッサ・フィロ)
※この作品のMyFFFでの日本国内配信はありません。
- 『マチルド、翼を広げ』(監督:ノエミ・ルヴォウスキー)
※この作品のMyFFFでの日本国内配信はありません。
- 『コレクション』(監督:エマニュエル・ブランシャール)
- 『花々』(監督:バティスト・プティ=ガッツ)
「IN YOUR FACE」セレクション作品
フランス語圏の映画は「パンチ」が足りない? こちらの作品を観れば、きっと意見が変わるでしょう。
- 『Fleuve Noir』(監督:エリック・ゾンカ)
※この作品のMyFFFでの日本国内配信はありません。
- 『ソヴァージュ』(監督:カミーユ・ヴィダル=ナケ)
- 『夜明け』(監督:ジュリアン・トゥローマン)
- 『小さな手』(監督:レミ・アリエ)
※コンペティション部門出品作、ベルギー招待作品(協力: Wallonie-Bruxelles Images (WBI))
- 『野獣』(監督:ジェレミー・コント)
※コンペティション外、カナダ・ケベック招待作品(協力: Telefilm Canada)
- 『深海の光』(監督:フロリアン・ブローク、キム・タイアード、マチュー・ピュジョル、ヨアン・ティロー、ロマン・ティリオン)
※日本国内ではMyFFF公式サイトのみで配信いたします
「LOVE “À LA FRANÇAISE”」セレクション作品
恋愛を抜きにして、フランス映画を語ることができるでしょうか? 古い恋のおはなし、現代のラブストーリー、これからの恋愛のスタイルも、どれもそれぞれに魅力的で…so French ! フランス的です。
- 『ディアーヌならできる』(監督:ファビアン・ゴルジュアール)
- 『フェイク・タトゥー』(監督:パスカル・プラント)
※コンペティション外、カナダ・ケベック招待作品(協力: Telefilm Canada)
- 『私たちの愛は誰にも負けない』(監督:ロール・ブルドン=ザラデール)
- 『ラ・ジュテ』(監督:クリス・マルケル)
※コンペティション外、クラシック作品 ※この作品のMyFFFでの日本国内配信はありません。
「NEW HORIZONS」セレクション作品 (MyFFF公式サイトのみで配信)
この新たなテーマのもとに「MyFFF」がみなさまに紹介したいのは、フランス発の若きクリエーターたちが創り出す革新的な作品。驚きと感動を生み出す力を持った、これまでにない新しいイメージと創作のかたちです。
- 『ゴーギャンが見た楽園の風景』(監督:アユン・ウォン)
- 『 ワーズ・ハート』(監督:ロマン・シャッサン)
- 『 ビューロー S01E01』(監督:エリック・ロシャン、ジャン=マルク・ムトゥ)
1月18日(金)より、すべての作品の配信がスタート!「マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル(MyFFF)」公式サイトのほか、世界各地合わせて50のパートナーによる映画配信サービスでご覧いただけます。
第9回「MyFFF」はまもなく開幕いたします。まずは予告編をお楽しみください!フェスティバルのプログラムもダウンロードいただけます。最新ニュースのチェックもお忘れなく!
*配信作品は国・地域、