5月17日、17時よりヨーロッパの文化大臣を囲んで、ボルドーワインと共に『世界の味』カクテルパーティーがクラブ・ユニフランスにて行われました。
このカクテル・パーティは、アイルランド、ラトヴィア、リトアニア、マルタ、ポーランドやスウェーデンの文化大臣をはじめ、ドイツの Christina Weiss文化大臣、ベルギーの Fadila Laanan文化大臣、リュクセンブルグの Jean-Louis Schiltz 視聴覚大臣代理や チェコ共和国のPetra Smolikova副視聴覚・メディア大臣出席のもと行われました。
情報・メディア社会に関するヨーロッパ委員 Viviane Reding、
カンヌ映画祭ディレクターGilles Jacobの招待で、 18人のヨーロッパの文化、視聴覚大臣とともに、映画関係者、情報通信の会社の代表たちも迎えて、共に『ヨーロッパ映画と情報社会』について考えるため、『ヨーロッパの日』3日目であるこの日にこの会は催されました。この日の成果として、ヨーロッパ各国の文化大臣達は『カンヌ宣言』を発表しました。これはヨーロッパレベルでは初めて、ネットによる映画ダウンロード、著作権を尊重するよう利用者が注意を払う必要性を明確にしながら、同様にネットでの映画産業の発展を助長する必要性、作品のデジタル化のための資金面の仕組みに関する考察、映画遺産へのアクセスの促進に関しても確認を行いました。