フランスの人気女優ヴィルジニー・ルドワイヤン、東京国際映画祭コンペティション部門の審査員として来日決定!
来る10月23日(土)より開催される、東京国際映画祭のコンペティション部門の審査員に、フランスの人気女優ヴィルジニー・ルドワイヤン/ Virginie Ledoyen が抜擢され、来日することが決定した。本年度から2カ所での開催となった東京国際映画祭。コンペティション部門の上映は、最終日の『グランプリ受賞作品上映』を除き、全てVirgin TOHO Cinemas 六本木ヒルズの各スクリーンで行われる。
ハリウッドデビュー作『ザ・ビーチ』での、レオナルド・ディカプリオとの共演、また話題作『 8 Femmes / 8人の女たち 』で、ベルリン映画祭でその他7人の女優たちと共に、銀熊賞を受賞の記憶も新しいルドワイヤン。
世界から応募されてきた310作品から厳選された15本がエントリーする本年度のコンペティション作品を全て鑑賞し、吟味するという大役となる。東京グランプリには10万USドル、審査員特別賞には2万USドルが賞金として贈られるとあり、これまでの女優としてのキャリアから得た知識から、どんな新しい才能を評価するかが、楽しみだ。
尚、その他、最優秀監督賞、最優秀女優賞、最優秀男優賞、最優秀芸術貢献賞の4賞が用意されている。
受賞式は、10月31日の閉会式会場で発表される。東京グランプリ受賞作は、同日渋谷・東急Bunkamura内シアターコクーンで、再上映の予定。(開場/19:10 開演/19:30)
ヴィルジニー・ルドワイヤン プロフィール
1976年フランス・オーヴェルヴィリエ生まれ
幼少時代は、数々のCMに出演。15才の時にフィロメーヌ・エスポジト監督の『Mima』(日本未公開)で、映画デビューする。
エリ・シュラキ監督の『メランコリー』、オリヴィエ・アサイヤス監督の『L’eau froide』(日本未公開)、ブノワ・ジャコ監督の『シングルガール』の3作で、3年連続セザール賞の最優秀新人女優賞にノミネートされる。エドワード・ヤン監督の『カップルズ』でアジア系映画への初出演を、ダニー・ボイル監督作品『ザ・ビーチ』でハリウッドデビューを果たし、同作でスザンヌ・ビアンチェッティ賞を受賞するなど、新世代のフランス女優の地位を確実なものとした。
さらに、フランソワ・オゾン監督の話題作『8人の女たち』では、その他7人の女優等とともに、ベルリン映画祭で銀熊賞を受賞するなど、今最も輝くフランス女優といえる。
主なフィルモグラフィー
映画出演
2003年『St.Ange』(日本公開未定)監督:パスカル・ロージエ
2002年『ボン・ボヤージュ』監督:ジャン=ポール・ラプノー
2001年『8人の女たち』監督:フランソワ・オゾン
2000年『De l’amour』(日本未公開)監督:ジャン=フランソワ・リシェ
1999年『ザ・ビーチ』監督:ダニー・ボイル
1998年『Fin Août debut Septembre』(日本未公開)監督:オリヴィエ・アサイヤス
1998年『En Plein Cœur』(日本未公開)監督:ピエール・ジョリヴェ
1997年『シャンヌのパリ、そしてアメリカ』監督:ジェームス・アイボリー
1997年『ジャンヌと素敵な男の子』監督:オリヴィエ・デュカステル、ジャック・マルティノー
1996年『プレイバック』監督:ジェラール・クラウジック
1995年『カップルズ』監督:エドワード・ヤン
1995 年『シングルガール』監督:ブノワ・ジャコ
1995 年『沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇』監督:クロード・シャブロル
1993 年『L’eau froide』監督:オリヴィエ・アサイヤス
1993 年『メランコリー』監督:エリ・シュラキ
1992年『Mouche』(未完)監督:マルセル・カルネ
1990年『Mima』(日本未公開)監督:フィロメーヌ・エスポジト
フランス語版吹き替え:
2004年『シャーク・テール』(アンジェリーナ・ジョリーの役)
TV映画出演
1999年『レミゼラブル』監督:ジョゼ・ダヤン
1994年『La vie de Marianne』監督:ブノワ・ジャコ等多数。
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