第8回東京フィルメックスが先日閉幕した。仏=イスラエル=米共同制作の『 Tehilim 』(Raphael Nadjari)がグランプリを受賞。
東京国際映画祭に引き続き、先週は東京フィルメックスが開催された。この映画祭は、林加奈子氏がディレクターを務め、市川尚三(オフィス北野)氏がプログラムディレクターとして指揮をとっており、フィクションやドキュメンタリーを併せ15以上の長篇映画を発表している。
東京フィルメックスは通常、アジア映画を中心に選出されてはいるものの、今回の『テヒリーム』のように、アジアだけに留まらず広い視点を持っている映画祭である。この他にも、『 To Each His Own Cinema (邦題:それぞれのシネマ)』『 Disengagement (邦題:撤退)』『 Eat For This Is My Body (邦題:食べよ、これは我が体なり)』などフランスが大部分を占める共同製作、4本も発表されている。
今年の審査員は、カンヌ映画祭代表補佐のChristian Jeune、ドイツのジャーナリストDorothee Wenner、映画監督の行定勲、撮影監督の山崎裕などで構成され、審査委員長は韓国の映画監督Lee Chang-dongが務めた。
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