CNC(国立映画センター)にて6/27に、ユニフランスの全体会議が催された。
臨時会議として決議提案のなされた議題のうち、2つに関しては必要票数(3/4の賛成を必要とする)を満たせず未決。(身分規定の修正案、および非選挙権を保有するプロデューサーの決定に関する決議案)。ユニフランスの選挙委員会において、2席あったアーティストによる委員会のメンバーを3席に増やすという決議案のみ承認された形となった。
また通常議会では、モラルに関して、2008年の予算に関する話し合いなどが行われた。今回の議会に向け、それぞれの委員会が集まって話し合いが行われた。
輸出セールスやアーティストは選出されておらず、短編映画のプロデューサー達はこれらの問題を解決するべく選ばれた。プロデューサーのコミッションでは32名の委員が選出されている。
今回の決定は、次回の議会でこの現状についての見直しを再考するきっかけとなりそうだ。
ユニフランスは1949年に創設され、1901年に団体法に基づき組織されたアソシエーションである。プロデューサー、輸出セールス(短編・長編)、俳優、監督、エージェント、脚本家によって形成され、それぞれの分野で委員会を結成している。
上記のように通常会議などの機会に代表などの選出を行い、少なくとも2月に1度は、それぞれの活動への意見、ユニフランスのプログラムへの提案などを含め、討論の場を設けている。
また組織全体においても年に2回、50のメンバーからなるディレクター会議を行っている。この議会の中心となるのが選挙委員会であり、代表者を含めた12名からなっている。