2008年度10/2〜11/2までポルトガルにて第9回" Lisbon - French Film Festival "が開催されている。
国内中で100回に及ぶ横断上映を行う第9回ラ・フェスタでは45つの長編作品を上映(うち36作品に至っては先行上映!!)する。10/2〜10/12までリズボン、10/8〜10/12までアルマダ、10/13〜10/18までコインブラ、10/21〜10/26までポルト、10/29〜11/2までファロにて開催。
〈交差する視点”Regards Croisés”〉として、今年は沢山の共同製作を行っているフランスとポルトガル。主立ったセレクション以外にも、2つのテーマを用いて本イベントの作品選出がなされた。
“パリーリズボン”ではパリとリズボンの友好10周年を記念し、パリやリズボンの旅をモチーフに10つの作品が選ばれた。”ポルトガルのカンヌ”では、カンヌ映画祭監督週間の40周年を記念して、過去紹介された10つの作品をオマージュとして上映する。
また、テーマに沿った一部の上映会には監督自身も出席し、観客とのコミュニケーションの場を設けた。Christian Rouaud監督(" Les Lip, l'imagination au pouvoir "),Claire Simon監督(" God's Offices "),Jean-Paul Salomé監督(" Female Agents ") など。
同時に映画に関わりを持つ音楽イベントも開催する。”Paris-Lisbonne”部門オープニングでは René Clair 監督”Entr’acte”の上映に、シネコンサートを行い、アルマダではMelech Mechayaというグループがコンサートを行う。
また初めての試みとしては、9つの未配給作品に観客賞を設けるというもの。受賞作品がポルトガルで封切られるようにと設けられた賞レース。 受賞作品の配給を希望した配給会社には5000ユーロがTV5 Mondeから援助される。
渡航するアーティストはJean-Paul Salomé ("Les femmes de l’ombre"), Christian Rouaud ("Les LIP,l’imagination au pouvoir"), Eric Guirado ("Le Fis de l’epicier"),Claire Simon ("Les bureaux de Dieu"), Jean Becker ("Deux jours a tuer"), Laurent Cantet 及び François Begaudeau ("Entre les Murs")などなど。