2008年カンヌ映画祭でグランプリを受賞した" Entre les murs / パリ20区、僕たちのクラス "が世界中で次々と公開されている。
スイスでは2週間前8プリントで封切られ、監督のLaurent Cantetは15500人の観客の前に姿を見せた。また先週はベルギーで公開され、24000人の動員数、28プリントでスタート。1プリントに約900人という、まずまずのスタートを切った。
またイタリアでは、最初の1週間で72500人の動員、74プリントで大々的に公開された。同作品はイタリアで、20万人を突破する見込み。同じく、近年沢山のフランス映画が観られており、" Caramel "(26万6千人)、" Persépolis / ペルセポリス "(21万7千5百人)、" きつねと私の12か月 "(30万人)、" The Secret of The Grain "(33万人)などを見ても、その注目度が伺える。
Cédric Klapisch 監督"paris"も3週間で7万3千人を動員、Jean-Pierre Dardenne & Luc Dardenne 監督の" ロルナの祈り "も1か月に6万1千5百人を動員している。
さて、"Entre les murs"は今後、ポルトガルで10/30公開、スイス・米国で12月上旬が決定しており、2009年度も続々と世界中で公開される。