2008年度のフランスを除いた世界全土での興行成績をまとめます...
[2008年度フランス映画総決算]※フランス制作/共同制作作品を対象とする
観客総動員数:84,500,000 興行収入:421,000,000€ 海外セールス作品数:401作品
その他:16か国で100万を越える動員, 8か国で市場の5%を越えるフランス映画の買い取り率を記録, 15作品が100万の動員を越えています。
[フランス映画の海外興行結果:84,500,000総動員数について]
2008年度の動員数結果の最終報告をまとめると、ユニフランスによる調査を開始した1994年以来、最多動員数を記録。
2006年から毎年、数字を伸ばしてきたフランス映画興行ですが、上映された作品数自体も年々増え、377作品であった2007年と比べても24作品増えています。
また、フランス全土での動員数86,200,000に近い記録を残したという点でも、海外での注目度が伺えます。
*英語での制作となった3作品(Babylon AD, Taken, Le transporteur 3)だけで34,3%の動員を記録。
[アメリカ・ロシアでの健闘]
2008年度の総決算を見直すと、全動員数のうち、北アメリカが22,6%とトップにたっており、2007年度と比較しても3%の伸びをみせている。年間で、フランス制作/共同製作の42作品が興行されています。
ヨーロッパ全土(フランス本土を除く)で見ると、前年の37,6%を占める(前年は36,6%である)。
大陸別にみるとヨーロッパは例年通り、最多の海外セールス作品数を記録しています。
ロシアは国別でみると、北アメリカに次いでの動員数を誇り、不況に関わらず健闘しています。
[100万人の動員を突破した作品]
- バビロンA.D. , 10,500,000
- Astérix aux jeux olympiques , 9,400,000
- Taken/96時間 , 9,200,000
- Transporter 3 , 9,100,000
- Welcome to the Land of Ch'tis , 4,200,000
-Igor, 3,700,000
- The Duchess/ある公爵夫人の生涯 , 3,400,000
- 潜水服は蝶の夢を見る , 2,200,000
- Oxford Murders (The) , 1,800,000
- 僕らのミライへ逆回転 , 1,500,000
- Persépolis / ペルセポリス , 1,400,000
- Caramel , 1,300,000
- Visite de la fanfare (La)/迷子の警察音楽隊 , 1,200,000
- Chasseurs de Dragons , 1,200,000
- Il y a longtemps que je t'aime/ずっとあなたを愛してる , 1,000,000
*詳しいPDFデータのダウンロードは下記まで。