あらすじ
コンピューター化され、械機文明が高度に発達した現代のパリ。おのぼりさんのユロー(J・タチ)は、一流の近代的な大会社に就職するためやって来 た。がノンキ者の彼、面接係に会ったもののちょっとした行き違いから、すぐはぐれてしまった。そしてユーロは、モダンで最新の商品を展示してある会場に迷 いこんだ。そこで彼は、観光旅行団の一行に出会い、若い娘バーバラ(B・デネック)と知り合った。夜、街に出たユローは、偶然、会社の面接係の人と再会し た。面接係と話をつけ、近くのドラッグ・ストアーでパンを食べていたユローは、友人の“ローヤル・ガーデン"のボーイにさそわれ、パーティに出かけた。そ こで、またしても、観光団に出会った。ところが、ユローは玄関に入るやいなや、総ガラスのドアを壊すやら、柱にぶつかるやらで散々。パーティが最高頂に達 するや、混乱は混乱をまねいて、拾収がつかなくなってしまった。明け方、人々は、ひと晩の狂宴を終え、それぞれ家路についた。ユローとバーバラも街に出 た。そして二人の別れの時が来た。ユローは、パリの思い出にとバーバラにネッカチーフをプレゼントした。楽しい思い出とネッカチーフを胸にバーバラは、オ ルリー空港へと向かうのだった。
Source : movie.goo.ne.jp
クレジット
監督 (1)
俳優 (29)
映画製作・配給会社 (4)
クレジットタイトル詳細 (14)
- Screenwriters : Jacques Tati, Jacques Lagrange
- Directors of Photography : Jean Badal, Andréas Winding
- 作曲家 : Francis Lemarque
- Assistant directors : Henri Marquet, Marie-France Siegler-Lathrop, Nicolas Ribowski
- 編集担当 : Gérard Pollicand
- Sound recordists : Jacques Maumont, Gilbert Pereira
- Costume designer : Jacques Cottin
- プロデューサー : Bernard Maurice
- アソシエートプロデューサー : René Silvera
- 製作部長 : Michel Chauvin
- 音声編集担当 : Maurice Laumain
- Continuity supervisors : Sylvette Baudrot, Lucile Costa, Marie-Thérèse Cabon
- 装飾 : Eugène Roman
- スチールマン : Jean-Louis Castelli
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技術面詳細
- タイプ : 長編映画
- ジャンル : フィクション
- サブジャンル : コメディー
- テーマ : 都市/都市計画, 仕事, 都市, 建築, 予測, 将来
- 言語 : フランス語, 英語, ドイツ語
- その他の国の共同制作者 : フランス
- Original French-language productions : はい
- 製作国 : 100%フランス (フランス)
- 製作年 : 1967
- フランス公開 : 16/12/1967
- 上映時間 : 2 時間 5 分
- 経過状況 : 公開済み
- ニュメロ·デ Visa : 24991
- ビザ発行日 : 15/12/1967
- CNC助成 : はい
- 生産のフォーマット : 70ミリ
- カラータイプ : カラー
- 画面セット : 1.85
- Audio format : ステレオ
興行収入・公開作品
ニュース&アワード
ニュース (1)
映画祭でのセレクション (6)
About
『ぼくの伯父さん』で名声を博したジャック・タチ監督が、自らの集大成を目指して多額の資金を注ぎ込んだ野心作であり、フランス映画史上屈指の超大作。1964年から制作に入り、1967年に公開された。ジャック・タチはこの映画でも「ユロ氏」を演じているが、メインキャラクターではない。
「タチ・ヴィル」と呼ばれる、ガラスの超高層ビルや空港・博覧会場・アパート・オフィスなどのモダニズム建築群からなる2500平方メートルの巨大なセットがパリ郊外のパンセンヌに作られ、高画質の70mmフィルムを使用して撮影が行われた。細部へのこだわりから全体の3分の1を撮り直したり、ほぼ全ての俳優のパントマイムをタチ監督自ら指示するといったこだわりもあり、最終的には撮影期間は丸2年、制作費も現在の額にして1540万ユーロというフランス映画では前例のない多額に及んだ。
フランソワ・トリュフォーら一部の映画人には絶賛されたものの、アメリカでの配給がうまくいかなかった事や、タチに反感を抱いていたマスコミの酷評などがたたり、興行的に惨敗。再利用の希望もかなわずタチ・ヴィルは取り壊され、タチ監督は破産に追い込まれてしまう。しかしタチ監督自ら「私の遺作」と語ったほどに、監督の文字通り全身全霊が捧げられたこの超大作は、作家主義嗜好の映画ファンから今なお熱い支持を受けている。
Source : Wikipedia