あらすじ
バカンスを楽しむため続々と海へ向う人々の中に“ぼくの伯父さん”すなわちユロー氏(ジャック・タチ)のポンコツ自動車もまじっている。カタツムリみたいにのんびりと動くこの車が、とある海辺の宿に着いたときに、もう殆どの人は宿を決めてくつろいでいる。たえず二人そろって散歩に出る中年の夫婦、退役軍人、子供連れの母親、カード好きの老人、ロイド眼鏡の株式仲買人--この人たちとともにユロー氏の休暇は始まるのである。宿の給仕に始終、ぶつぶつ何やらいっている、食堂のドアは開閉するたびに必ずポンと音がする。たえず散歩する夫婦は、いつも同じ歩調、肥大な妻が前を行き、小男の夫がステッキをもって後に従う。何となく、のんびりした風景である。ユロー氏は、夜中に大きな音でジャズのレコードをかけたり、えらい音を立ててポンコツ車を乗りまわしたり、花火小屋に間違って火をつけたり、滞在客の安眠をさまたげること度々だが次第にみんなと親しくなった。乗馬やダンスで金髪美人のマルチーヌ(ナタリー・パスコー)とも仲好くなった。珍妙なプレイのテニスで、アメリカのオールド・ミスとも懇意になった。が、気心が知れてくるころ、もう休暇のシーズンは終りになる。人々は、来たときと同じように荷物をまとめて次ぎ次ぎに引き上げてゆく。そして、一番あとまで残ったユロー氏も、ポンコツ車にてこずりながら、あいかわらず、ひょうひょうと、帰って行くのである。
Source : movie.goo.ne.jp
クレジット
監督 (1)
俳優 (12)
映画製作・配給会社 (3)
- Film exports/foreign sales : Carlotta Films
- フランス国内配給 : Discifilm
クレジットタイトル詳細 (11)
- Screenwriters : Jacques Tati, Henri Marquet
- フォトディレクター : Jacques Mercanton
- 作曲家 : Alain Romans
- Editors : Suzanne Baron, Charles Bretoneiche, Jacques Grassi
- Sound recordists : Jacques Carrère, Roger Cosson
- プロデューサー : Fred Orain
- 撮影技師アシスタント : André Villard, Pierre Ancrenaz, André Marquette
- 撮影技師 : Jean Mousselle
- 音声編集担当 : Guy Michel-Ange
- スクリプト : Sylvette Baudrot
- 美術装飾 : Roger Briaucourt
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技術面詳細
- タイプ : 長編映画
- ジャンル : フィクション
- サブジャンル : コメディー
- 言語 : フランス語
- その他の国の共同制作者 : フランス
- Original French-language productions : はい
- 製作国 : 100%フランス (フランス)
- 製作年 : 1952
- フランス公開 : 25/02/1953
- 上映時間 : 1 時間 27 分
- 経過状況 : 公開済み
- ニュメロ·デ Visa : 11746
- ビザ発行日 : 27/02/1953
- CNC助成 : はい
- 生産のフォーマット : 35ミリ
- カラータイプ : 白黒
- 画面セット : 1.37
- Audio format : モノラル
- 禁止 : なし