恋愛に縁がない３０代のセレストは夢の王子に出会えず苦しんでいる。批判的で独立した姉のロザリーは、偉大な愛なんて存在しないものよ、と彼女を元気付けて励ます。
ある日、一時の衝動に駆られたセレストは理想と思える男を誘拐することに決めた、ロザリーを無理やりこの突飛な思いつきに参加させて…。
だがしてやったり、と思ったら、実はやられたのだ。パニックに陥ったセレストは男を間違えた。さあ、冒険の始まり…。