2003年夏期、カリフォルニアは政治の茶番劇の舞台となった。実際共和党員はほとんど誰もが忘れていた法律のおかげで新しく再選された州知事の解任手続きに取り掛かることができたのだ。イギリスの女優監督アレックス・クックは‘ターミネーター’のヒーロー、アーノルド・シュワルツネッガーが選挙戦に出馬すると知り、選挙運動を追うことに決めた。
今日アメリカでは、海外出身でアメリカに帰化した市民にも大統領の被選挙権を与えるべく、憲法改正を請うロビーがある。
アーノルド・シュワルツネッガーにとっては、カリフォルニアは一ステップにすぎないのかもしれない。