台湾ニューウェーヴの名匠ホウ・シャオシャンの姿を追ったドキュメンタリー。フランスのテレビ・シリーズ「我らの時代の映画作 家」の一編。監督は「イルマ・ヴェップ」のオリヴィエ・アサイヤス。製作はペギー・チャオとシュウ・シャオミンで、撮影は「だれも私を愛さない!」のエ リック・ゴーティエ。ホウ監督が久しぶりに故郷を訪れ、少年時代の記憶から映画製作のプロセスの詳細まで、傍らのアサイヤスに向かって自由に語る。また、 小説家で「風櫃の少年」(84)以来すべての侯作品の脚本を手がけているチュー・ティエンウェン、「悲情城市」などの脚本家のウー・ニェンチェン、台湾 ニューウェーヴの多くの重要な作品を支えた録音のドゥ・ドゥージー(本作の録音も担当)、台湾ニューウェーヴの盟友チェン・クォフー、「憂鬱な楽園」に主 演したガオ・ジェとリン・チャンなど、ホウ監督作品の主要な人物へのインタビューなどが見られる。最後の場面での、カラオケで長渕剛の曲『乾杯』を熱唱す るホウ監督の姿は見もの。
Source : movie.walkerplus.com