あらすじ
一七七五年、ルイ十五世治 政下のフランス。代々国王一家の警護にあたるジャルジェ将軍家に一人の女の子が生まれた。しかし女ばかりの一家の将来を案じる将軍は、その子にオスカルと いう男名を付け、軍人として育て上げる決心をした。遊び相手も男の子がよいと、アンドレを呼びよせた。時あたかもヨーロッパを二分していたフランスのブル ボン家とオーストリアのハプスブルグ家との間で和解の気運が高まっていた。オーストリアの皇女マリー・アントワネットとフランス皇太子の結婚は、ヨーロッ パの平和を願う人々に歓迎された。こうしてアントワネットはベルサイユ宮殿に移り住み、数年後ルイ十六世の王妃として宮廷に君臨することになった。立派な 軍人に成長したオスカルは近衛隊に配属され、幼なじみのアンドレもオスカルを守るべく、王宮の厩番の仕事を与えられた。ルイ十六世の平凡な人柄に反し、遊 び好きのアントワネットは芝居や服装にと流行を追い求め、宮廷の財政は逼迫していく。そんな中、オスカルはアントワネットの浮気の相手、スウェーデンの貴 族フェルゼンに恋心を抱いた。男として育った彼女に女の性が目覚めようとしていた。同時に彼女は、平民のアンドレからパリの街の貧しさについて教えられ る。オスカルを慕うアンドレは、彼女に革命運動に参加するように求める。フェルゼンはアメリカに逃れ、彼女はアンドレに対する愛の芽生え、民衆の苦しい生 活への同情と、王妃への忠誠心の間で悩んだ。アントワネットの濫費も手伝って、国の財政は破綻しはじめ、とうとう民衆は立ち上がった。そして、オスカルは 宮廷の警護へ、アンドレは革命の行進へと二人は別れた。アンドレを先頭に宮廷の前に並んだ革命勢力の人々。近衛隊の先頭に立つオスカルに“射て!”と命令 が下った。オスカルは射てなかった。そして、アンドレのいる革命の列に飛び込んでいった。軍隊の発砲が始まり、逃げまどい、右往左往する民衆の中で、オス カルとアンドレはお互いに見失ってしまう。次第に戦いを優勢にする群集の中で、アンドレは流れ玉に当って倒れてしまう。勝利の行進をする人びとの中にアン ドレの名を呼ぶオスカルの声が虚しく響いた……。
クレジット
監督 (1)
俳優 (23)
映画製作・配給会社 (1)
- Foreign production companies : NTV - Nippon Television Network Corporation, Toho Company, Ltd.
 
クレジットタイトル詳細 (15)
- Screenwriters : Jacques Demy, Patricia Louisianna Knop
 
- 作曲家 : Michel Legrand
 
- Costume designer : Jacqueline Moreau
 
- 撮影技師アシスタント : Michel Coteret, François Lartigue
 
- 撮影技師 : Charles-Henri Montel
 
- 製作部長 : Alain Coiffier
 
- Assistant editors : Marie-Jo Audiard, Sherazade Saadi
 
- 装飾 : Bernard Evein
 
- Foley artist : Jean-Pierre Lelong
 
- スタントマン : André Cagnard
 
- キャスティング : Anita Benoist
 
- 撮影技師 : Jean Penzer
 
- 振り付け : René Goliard
 
- サウンド・ミキサー : Paul Bertault
 
- Unit Production Managers : Catherine Mazieres, Jean Pieuchot
 
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技術面詳細
- タイプ : 長編映画
 - ジャンル : フィクション
 - サブジャンル : 人生ドラマ, 歴史的
 - 言語 : フランス語
 - 出身 : 日本, フランス, イギリス
 - Original French-language productions : 不明
 




















































