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フェリーニの道化師

フェリーニの道化師

A 長編映画 by Federico Fellini

Release in France : 10/03/1971

    あらすじ

    家の真向いに突如として出 現した巨大なテント。それは闇の中に地底から浮かび上がった生き物のように、少年の心を捉え、脅えさせる。少年の好奇心は抑えがたく、母親の制止の言葉に も背いてテントの中を覗く。見てはならぬものを見たうしろめたさや冒険をしたような快感と不安。やがて夕闇迫る頃、テントの内外は活気づき、異様な人間達 が騒がしく行きかい、中から洩れる明りに町の人々は次々に誘い込まれていく。そう、サーカスの始まりだ。怪力無双の巨女、異形の見世物、さまざまなクラウ ンが登場する。喧騒と猥雑のかぎりをつくしたショウの連続。少年は驚きと恐怖のあまり泣き出し、母親に叱られながらテントを後にする。この少年はほかでも ないフェリーニ自身である。サーカスを初めて見た幼い日の思い出、フェリーニは回想する。そして現代。彼はクラウンの系譜を辿るルポを開始する。ローマの オルフェイ・サーカスではアニタ・エクバーグと偶然会い、彼の旅はクラウンの活躍の場を最も効果的に提示したパリへと続く。シルク・ディベールの昔ながら のたたずまい。だが、ここも時の流れは様相を変え、クラウン達は活躍の場を失っている。今はどこに……。フェリーニは一世を風靡したフラッテリーニ兄弟の 芸歴をたどる。クラウン史研究家のトリスタン・ルミィに逢い、今なお健在のクラウン達と感激の対面をする。高潮した対談。だが、クラウン達はどこへ行って しまったのだろう。今しも、テントの中では一人のクラウンの死を悼み、壮重な葬儀が行なわれる。悲しみに沈む黒衣の行列。やがて葬儀が終ると打って変って サーカスはクライマックスからフィナーレへ。極彩色のテープが舞い、空中を飛ぶクラウン達。場内を包みこむ熱気と興奮。これこそまさにフェリーニの“サー カス”だ。彼が初めて演出してみせる絢爛たる祝祭のショウ、その快楽と感動と陶酔! やがて一人の老クラウンがリングの片隅に疲れた身体を休め、昔死んだ 相棒の思い出を語る。懐かしむ彼はかつてやったように、トランペットを吹く。「ひき潮」の流麗なメロディが人気のない場内に響き渡ると、どこからか微かに 谺するかと聞こえてくるもう一つのトランペット。いつしかそれはかつての相棒のトランペットとなり、二人はリングの中央に向かい、しみじみと情感をこめて 吹く。旋律は哀愁をたたえて流れ、やがて二人はリングからその余韻と共に静かに消えていった。

    Participants (7)

    映画製作・配給会社 (3)

    TV Broadcasts: Cumulative total

    TV broadcasts: details by country

    クレジットタイトル詳細 (7)

    海外プロデューサー :

    Ugo Guerra

    編集担当 :

    Ruggero Mastroianni

    Costume designer :

    Danilo Donati

    技術面詳細

    長編映画

    ジャンル :

    ドキュメンタリー

    テーマ :

    サーカス

    言語 :

    フランス語

    出身 :

    イタリア, フランス, ドイツ

    Original French-language productions :

    不明

    製作年 :

    1971

    フランス公開 :

    10/03/1971

    上映時間 :

    1 時間 32 分

    経過状況 :

    公開済み

    ニュメロ·デ Visa :

    38297

    ビザ発行日 :

    09/03/1971

    CNC助成 :

    不明

    生産のフォーマット :

    35ミリ

    カラータイプ :

    カラー

    画面セット :

    1.33

    Audio format :

    モノラル