ジャ ン・クロード(G・ドパルデュー)とピエロ(P・ドベール)は、職につかずぶらぶらと遊び廻って、コソ泥とスケコマシにあけくれている二十歳の不良青年 だ。ある日、ドライブしたくなった二人は、マンションの駐車場から一台のDSとそのDSの持主の男の若い情婦マリー・アンジュ(M・ミウ)を拝借した。数 時間後、ドライブを楽しんだ二人がDSを返しに駐車場に行くと、持主がピストルを構えて待ち伏せしていた。二人は必死に逃げたが、運悪く、弾丸がピエロの 股間をつらぬいた。二人は砂丘の近くにあった無人の家でしばらく身体を休めると、再び団地に戻って美容院につとめるマリー・アンジュを連れて旅に出た。お かしな二人三脚の旅が始まった。二人はピエロの股間を撃った男に復讐するつもりだったが、マリーはこの旅が楽しくて仕方がないふうだった。だが彼女は性的 に不感症で、二人がテクニックを駆使して責めてもうつろな眼で天井をみつめているだけだった。二人は、“この女は最底だ”とサザを投げ、彼女を置き去りに した。出会いと冒険に充ちた二人の旅にとって最も素晴らしい出来事は、ジャンヌ(J・モロー)との出会いだった。彼女は四十歳、女囚の生活を終えて出所し てきたところだった。二人は彼女の女らしい心にうたれ叫んだ。「彼女こそ理想の女性だ!」。その夜、ジャン・クロードとピエロはジャンヌとのセックスに酔 いしれ、幸福感に充たされた。しかし、世の中に絶望していたジャンヌは、セックスが終わるとピストル自殺で生命を断った。二人ははげしい罪悪感と悔恨の情 に責めさいなまれた。そして彼女が残したスーツケースのなかにあった手紙から、彼女にはジャック(J・シャイユー)という一人息子がいて、彼もまた服役中 であることを知り、出所してくる彼になんらかの援助をすることによって、ジャンヌに対する罪ほろぼししたいと思った。二人はジャックが出所してくると手厚 くもてなすことにして、マリーをあてがった。ところが不感症の彼女が初めて燃えたのだ。ジャン・クロードとピエロはジャックと強盗を計画した。それは ジャックが服役していた刑務所の看守の家でジャックは獄中のお返しだとばかりに、看守を殺してしまう。二人はマリーを連れてまたもや逃げ出さなければなら なかった。そして逃亡の旅の途中、ピクニックにきていた一家から彼のDSとジャクリーヌという反抗期の娘(I・ユペール)を拝借してしまった。娘は二人の 男に“性の洗礼”を求めるのだった。野原のまん中に娘を寝かせ、かわるがわる犯した。事が終わると、ジャクリーヌは二人に心から感謝して別れを告げた。 ジャン・クロードとピエロとマリー・アンジュの三人は、果てしない旅を続けていく……。
Source : movie.walkerplus.com
あらすじ
俳優 (24)
映画製作・配給会社 (3)
Film exports/foreign sales :
興行成績:総合
興行成績:タイムライン
International releases (6)
国 | 映画配給会社 | バイヤー | 劇場公開日 |
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クレジットタイトル詳細 (20)
Assistant directors :
Gérard Zingg, Jean-Denis Berembaum
原作者 :
Screenwriters :
Bertrand Blier, Philippe Dumarcay
録音技師 :
撮影技師アシスタント :
Jean-Noël Ferragut, Joël Quentin
報道担当(映画) :
Assistant editor :
Production Designers :
Jean-Jacques Caziot, Françoise Hardy
Foley artist :
サウンド・ミキサー :
Dialogue Writers :
Philippe Dumarcay, Bertrand Blier