権威あるニューヨークの機関から受賞を受けたAbdellatif Kechiche(アブデラティフ・ケシシュ)監督の最新作。国際的賞レースでの評価にさらなる拍車がかかります。
The New York Film Critics Circle(ニューヨーク・フィルム・クリティック・サークル)は、最も影響力のあるニューヨークの映画評論家たちによって1935年に発足されました。毎年開催されるニューヨーク・フィルム・クリティック・アワードで、『Blue is the Warmest Color (アデル、ブルーは熱い色)』が、2013年最優秀外国映画作品に輝きました。この賞は、アメリカの映画賞レースにおいてはアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞に次いで最も重要な賞とされています。
ニューヨーク・フィルム・クリティック・アワードでは、これまでにもOlivier Assayas(オリヴィエ・アサイヤス)の『Summer Hours(夏時間の庭)』 や 『Carlos(カルロス)』、Michael Haneke(ミヒャエル・ハネケ)の『Love(愛、アムール)』など、フランス映画(合作含む)が数多く受賞してきました。
今回フランスからは Abdellatif Kechiche(アブデラティフ・ケシシュ)監督の他にも、『Amelie(アメリ)』などのカメラマンとして知られる Bruno Delbonnel(ブリュノ・デルボネル)が、コーエン兄弟の 『Inside Llewyn Davis』 に対して撮影賞を受賞しています。