あの「リーバイス」のために、ミシェル・ゴンドリーが90年代はじめに制作したCM、 「Drugstore」。ウォッチ・ポケットの新しい活用法を、ユーモアたっぷりに紹介します。さて、いったい何を入れるのでしょうか・・・?
過去と現在のコントラストが絶妙に表現されたこのクリップ。舞台は1920~30年代の古きよきアメリカ。モノクロ映像に流れる、エレクトロ・ミュージックのリズムが効いています。この作品を見てもわかるように、ゴンドリーは、CMや映画作品を手掛ける際に、映像や音楽といった技術のありとあらゆる可能性を試し、そこで生まれた新しい効果を楽しみます。
このCM作品は、1994年の「カンヌ国際広告祭(カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル)」金獅子賞をはじめ、さまざまな賞を実に数多く受賞しており、これまで一番受賞の多かった作品として今なおギネスブックに掲載されています。ゴンドリーがこれまでに手がけた素晴らしいCM・PV作品の数々。その創作ヒストリーの起点となった作品です…。
さあ、「Drugstore」のビデオ映像を今すぐチェックしてみましょう!