世界でもその名を知られるフランスの国立映画学校、ラ・フェミス(フランス国立映像音響芸術学院)は、今年2016年に設立30年を迎えます。ユニフランスは、フェミス設立30周年を記念し、卒業生による短編作品のセレクションをご紹介します。
エマニュエル・ベルコ、ソルヴェイグ・アンスパッシュ、アルノー・デ・パリエール、マリナ・ドゥ・ヴァン、ノエミ・ルヴォウスキー、セリーヌ・シアマ、フランソワ・オゾン、エマニュエル・ムレ…、さらに新しい世代では、デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン、トマ・カイリー、ジュリア・デュクルノー、ヴァンサン・マリエット、アリス・ウィノクール、レベッカ・ズロトヴスキ…。名を挙げきれぬほど多くの才能が、フェミスに学び、羽ばたいていきました。
世界でも最高峰の映画教育を誇るラ・フェミスの設立30周年を祝して、ユニフランスは、近年の卒業制作作品の中から、選りすぐりの短編セレクションをみなさまにご紹介いたします。
- 『Fais le mort (英題:Play Dead)』、 監督: William Laboury (ウィリアム・ラブリー)
- 『Wellington Jr. 』、 監督: Cécile Paysant (セシル・ペイザン)
- 『Son seul (英題:Wild Track)』、 監督: Nina Maïni (ニナ・マイニ)
- 『Shopping 』、監督: Vladilen Vierny (ヴラディレン・ヴィエルニー)
トロントからロンドンへ、テルアビブからソウルへ、ベルリンにサンパウロも巡り…。卒業制作とはいえ、世界各地の映画祭に出品されており、すでにフランス映画の明日を担う、象徴的ともいえる作品ばかりです。コメディ、ドラマ、アニメーションなど、多彩で魅力的なセレクションをどうぞお楽しみください。
2016年12月21日(水)から26日(月)まで、ユニフランスのHPにて「Short Cuts」セレクションのコーナーからご覧いただけます。
協力:ラ・フェミス(フランス国立映像音響芸術学院)