モロッコ系映画監督、ナビル・アユチが、第8回「マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル(MyFFF)」映画監督審査員のメンバーとしてフェスティバルに参加!
モロッコ系フランス人映画監督・プロデューサー、ナビル・アユチ。そのキャリアの始まりは3本の短編映画でした。そのうちの1本、『Les Pierres bleues du désert(砂漠の青い石)』には、人気コメディアンで俳優のジャメル・ドゥブーズが出演。1997年に制作した長編デビュー作『Mektoub (Destiny Has Secrets)(運命)』は、観客からの高い評価を受け、モロッコ代表作品として初めてアカデミー賞外国語映画作品賞に出品されました。
2000年、『アリ・ザウーア通り』と共に再びモロッコ代表としてオスカーに挑みます。その後、2008年に長編第3作目となる『Whatever Lola Wants』を発表。2012年には、『Les Chevaux de Dieu (神の馬)』がカンヌ国際映画祭ある視点部門のセレクションにラインナップ。
続いて2015年、『Much Loved』が再びカンヌの公式セレクションリストに並びます。マラケシュの娼婦たちの日常を描き、モロッコでは上映禁止となるなど様々な物議を醸したこの作品は、アングレームフランス語圏映画祭で2つの賞を受賞。
昨年2017年のトロント国際映画祭でワールドプレミアを迎えた最新作『Razzia』は、2018年3月14日にフランス公開予定です。