ベルギー人映画監督ジャコ・ヴァン・ドルマルが第9回「MyFFF」映画監督審査員としてフェスティバルに参加!
ベルギー人映画監督で俳優、演出家としても活躍するジャコ・ヴァン・ドルマルは、短編映画の監督としてキャリアをスタートしました。
1991年に長編第一作目となる『トト・ザ・ヒーロー』を監督。カンヌ国際映画祭でカメラ・ドール(新人監督賞)を受賞、さらにセザール賞最優秀外国映画賞にも輝きました。1996年監督の長編二作目『八日目』は、カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、主演のダニエル・オートゥイユとパスカル・デュケンヌが共に男優賞を受賞しました。
その後、ヴァン・ドルマルは次作『ミスター・ノーバディ』の脚本執筆に取りかかります。ダイアン・クルーガー、ジャレッド・レト、サラ・ポーリーをキャストに迎えたこの壮大な作品は、2010年にようやく一般公開となりました。それに先駆け、コンペ部門出品作としてヴェネツィア国際映画祭でプレミア上映され、大変な高評価を得ました。また、ベルギーのアカデミー賞といわれるマグリット賞の記念すべき第一回では、作品賞、監督賞、脚本賞など主要6部門を制覇しました。
続く監督作品『神様メール』では、ベルギーの俳優ブノワ・ポールヴールドが神様役としてヨランド・モロー、カトリーヌ・ドヌーヴらと共演。この作品は2015年カンヌ国際映画祭の監督週間に出品されました。