今年の夏、アメリカでは La Marche de l'empereur(邦題:皇帝ペンギン)の輝かしい偉業に多くのメディアが沸きました。
この Juc Jacquet 監督のドキュメンタリー映画は北アメリカの興行収入のフランス映画のトップに輝いたのですが、その他にも400万ドル近い興行収入を記録したAlexandre Aja 監督のHaute tension(邦題:ハイテンション)や100万ドルを超えるボックスオフィスを記録している Jacques Audiard 監督の De battre mon coeur s'est arrete (邦題:真夜中のピアニスト)などが賞賛に値する結果を挙げています。
スペインでも今夏、フランス映画は良い結果を残すことができました: 6月3日公開以来44万6000人を動員しているLouis Leterrier 監督の Danny the Dog(邦題:ダニー・ザ・ドッグ)、28万人の観客を動員している6月10日公開の Pascal Laugier 監督の Saint-Ange(邦題:サンタンジュ)、7月8日公開から16万5000人の観客を動員している Philippe Ha瀕 監督のLes Dalton(邦題:ダルトン)、そして8月11日の公開から既に7万人の観客を集めている Pierre Salvadori 監督の Apres vous (仮題:お先にどうぞ)をなど。
その他の海外でのフランス映画情報としてはロシアではChris Nahon 監督の L' Empire des loups(仮題:狼たちの帝国)が7月28日公開以来20万人の観客を記録、 Anthony Zimmer(仮題:アントニー・ジマー)は15万人の観客を記録して興行を終えました。またドイツで、 Phlippe Lioret 監督の L' Equipier(仮題:レキピエ(一員))、 Olivier Ducastel ・
Jacques Martineau 両監督の Crustaces et coquillages(邦題:マリスコス・ビーチ)もこの夏、それぞれ約10万人の観客動員を記録しています。