8月30日から9月9日にかけて行われる第63回ヴェネチア映画祭は、フランス映画にとって名誉なことにカトリーヌ・ドヌーブが審査委員長を務めます。
公式コンペティション作品の中のフランス映画は、アラン・レネ(最新作 Petites peurs partagees、英語タイトル: Private Fears in Public Places)、ブノワ・ジャコ( l’Intouchable )といった監督が象徴する様に作家性の強い作品が選出されました。
フランス共同製作作品としてはイザベル・ユペールとジェレミー・レニエがベルギーのヨアキム・ラフォス監督の Nue proprieteに、またシャルロット・ゲンズブールはエマヌエーレ・クリアレーゼの最新作、 The golden Door (原題:Nuovomonde)の応援に駆けつけます。
フランス共同製作としてはその他にもジャン=マリー・ストローブ、ダニエル・ユイレ両監督の Ces rencontres avec eux(原題:Quel loro incontrl )、マハメット=サレー・ハルーン監督の Daratt もリヨン・ドール賞を目指します。
コンペティション外作品では、サンティアゴ・アミゴレーナ監督がジュリエット・ビノシュとともに初監督作品 Quelques jours en septembre を発表します。
新たな傾向をしめす映像のために今回作られたホライゾン部門では、アラン・ロブ=グリエ監督の C’est Gravida qui vous appelle が作品を発表します。
批評家週間部門では、ジャン=ピエール・ダルサンが初監督を務めた Le Pressentiment で幕を開けます。フランス映画では他にもローレン・サルグの Reves de poussiere やジャン=パスカル・ハットゥ監督の Sept ans(仮題:7年)、クリストフ・ド・ポンフリーの L’Etoile du soldat(仮題:兵士の星)がなお連ねています。また「ヴェネチア・デイ」部門ではファウジ・ベンセディ監督の WWW, What a wonderful world が選出されています。
ルイ・ゴチエ
ユニフランス・マルチメディア部
Tel. : (+33) 1 47 53 27 04
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