Abdellatif Kechiche監督の" The Secret of The Grain "はフランスで10万人を動員し、セザールでは最優秀作品賞を含めた4部門を受賞した話題作だ。1月中旬にはイタリアでも公開され、ヴェネツィア映画祭での受賞も手伝って、33万人の動員数を記録した。イタリア国内に於ける2008年度フランス映画の中では2番目の好成績。(1位を記録した” Astérix aux jeux olympiques ”に対して、275スクリーンも少ない事を忘れてはならないが…)。
今夏は、イギリス(6/20公開,プリント数:11)、カナダ(8/1公開,プリント数:10)、ドイツ(8/28公開,プリント数:38)で続々と公開され、各国で初日に5万人前後の動員を誇り、口コミや、プレス記事などの評価が影響しているようだ。
オーストラリア(3万5千人動員)、オランダ(2万5千人)、ポルトガル(2万5千人)と、その他の国でも注目作として評価を得ている。
9月中旬現在、全11の国で62万人を動員している”La Graine et le mulet”、今後もスペイン、スウェーデンを含む8つの国での公開が決定している。