ヨーロッパフィルムアカデミーと、EFAプロダクションは先日、第22回ヨーロピアン・フィルム・アカデミーの作品選考を行ったと発表した。
ロンドン国際映画祭でのグランプリも記憶に新しい、Jacques Audiard監督の" Un Prophète "が、本アワードでも好評を得ている事が分かった。
ヨーロッパのオスカーと言われる European Film Awards (EFA) は、注目度が最も高い映画祭の1つで、同作品は最優秀作品賞は勿論のこと、他にも最優秀監督賞、最優秀男優賞、最優秀脚本賞、最優秀撮影賞、エクセレント賞、そして技術賞にノミネートされている。授賞式は12月12日、ドイツにて開催予定である。
また、カンヌ映画祭でのグランプリも獲得し、米アカデミー賞(オスカー)にもフランスを代表する作品として、選考される予定である。
他にも、多くの作品が選考の対象となっていることも忘れてはならない。
Catherine Leterrier の衣装による好評価で、エクセレント賞のノミネートを受けた" Coco Before Chanel "、国内外の映画祭でお馴染みとなった、最優秀映画音楽賞ノミネートの Alexandre Desplat も、この映画への大きな貢献者と言えるだろう。
" Séraphine "での演技で最優秀女優賞にノミネートされた Yolande Moreau は、カンヌ映画祭で最優秀女優賞を獲得し、自ら共同プロデュースを名乗り出た Charlotte Gainsbourg の"Antichrist"を彷彿とさせる。
Mickael Haneke監督の" ホワイト・リボン "も4回目のノミネーションを受けている。