本年度のトロント国際映画祭では、フランス映画および合作映画の参加が41作品を数え、フランスの存在を色濃く残すものとなりました。
フランスの映画関係者からなる代表団としてEmmanuelle Beart、Nathalie Baye、Laetitia Casta、Bruno Dumont、 Jacques Doillon、 Francois Dupeyron、 Anne Fontaine、 Virginie Ledoyen、Noemie Lvovsky、 Jean-Paul Rappeneau、Omar Sharif らが出席しています。
9月5日、ガラ上映として公開されたJean-Paul Rappeneau 作「Bon voyage」(アメリカ配給:Sony Classics )は暖かい歓迎を受け、またAnne Fontaine の新作「Nathalie... 」(2004年1月7日フランス劇場公開予定)は9月11日ガラ上映を予定しています。
4月以来、「Swimming Pool(スイミング・プール)」、「L’ Auberge espagnole(スペインの宿・仮題)」、「 Le Peuple migrateur(WATARIDORI)」、「l’Homme du train(列車の男)」の4作品が北米の映画館でロングランを続けたように、今回のTIFF(トロント国際映画祭)はフランス映画に好意的な北米、カナダという状況下で開催されました。
Le Peuple migrateur と l’ Homme du train は昨年度のトロント映画祭で初上映されましたが、このことからも国際映画祭のスケジュールに対する本映画祭の戦略的役割が確証されます。
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