あらすじ
人気俳優で監督のミシェ ル・ブラン(本人)の周りで、最近奇妙な出来事が続いていた。行きつけのバーで門前払いを食わされたり、見知らぬ男から親しげに話かけられたり、シャル ロット・ゲンズブール(本人)やマチルダ・メイ(本人)とのデートの時でも、話がかみ合わない。ある晩、いきなり警察に連行された彼は、20年来の女友達 を無理やりファックしたかどで訴えられたことを知り、その女性から殴りかかられる。その晩一緒にいた女優のキャロル・ブーケ(本人)がアリバイを証明して 釈放された。心配するキャロルと共に精神分析医を訪ねると、田舎でゆっくり静養しろと言われ、彼女は嫌がるブランを自分の別荘に連れて行く。そこで“ミ シェル・ブラン来店”との新聞広告を見た彼は、自分と瓜二つの偽者がいることを知る。そいつを捕まえて懲らしめるべく、彼らは問題のスーパー・マーケット へ向かった。偽者の無様なパフォーマンスに憮然とするブランは裏口で待ち伏せするが、すんでのところで逃げられてしまう。偽者が落とした手帳から彼の故郷 を訪れた2人は、そこで偽者がパトリック(ミシェル・ブラン二役)という名であること、故郷の人々や家族をも騙していることを知る。彼はパトリックの母親 に息子と間違われ、ミシェル・ブランとして成功したパトリック・オリヴィエを演じるはめになる。さらにキャロルが隣人から寝たきりの息子にひと目会って やってくれと懇願され、不憫に思った彼女が会うと男は立ち上がり、そのうえ勃起までしてしまった。母親の家を後にしてから、キャロルはささいなことで喧嘩 してブランを車から降ろす。しかし、思い直した彼女は引き返してブランを乗せたが、偽者を乗せたことに気づく。彼女はピストルで脅し、今後絶対にミシェ ル・ブランを名乗らせないよう約束させる。だがパトリックはブランの前に現れ「テレビなど嫌な仕事は俺が引き受ける」と、二人一役を演じる話を持ちかけ る。ブランは承知してバカンスを満喫したが、彼が帰ってくるとパトリックはすっかり彼になりすましていた。偽者として追い出されたブランは「ミシェル・ブ ラン」の評判を落とすべく、宝石店で人質をとって立てこもった。よもや彼が本物とは知らぬキャロルが説得に現れ、逮捕された彼は刑務所に送られる。出所し た彼は、そっくりさんタレントとして芸能事務所を訪ねる。そこで彼は、フィリップ・ノワレそ...
クレジット
監督 (1)
俳優 (63)
映画製作・配給会社 (4)
クレジットタイトル詳細 (26)
- 製作代表 : Patrice Ledoux
- Adaptation : Michel Blanc
- シナリオライター : Michel Blanc
- フォトディレクター : Eduardo Serra
- 作曲家 : René-Marc Bini
- Assistant directors : Thierry Mauvoisin, Isabelle Tillou, Christophe Vassort
- Editor : Maryline Monthieux
- 録音技師 : Pierre Befve
- Costume designer : Élisabeth Tavernier
- プロデューサー : Daniel Toscan Du Plantier
- 原案 : Bertrand Blier
- Sound assistants : Jacques Ballay, Xavier Griette
- 撮影技師アシスタント : Nicolas Herdt
- 撮影技師 : Pascal Ridao
- 製作部長 : Jérôme Chalou
- 報道担当(映画) : Dominique Segall, Myriam Bruguière
- 音声編集担当 : Jean Gargonne
- Assistant editor : Valérie Pasteau
- スクリプト : Patrick Aubrée
- 装飾 : Carlos Conti
- スタントマン : Daniel Vérité
- キャスティング : Françoise Menidrey
- デジタル映像効果 : Pitof
- Sound mixers : Dominique Hennequin, Joël Rangon
- スチールマン : Jérôme Prebois
- Location manager : Christine De Jekel
この映画を見る
Watch 他人のそら似 in VOD
技術面詳細
- タイプ : 長編映画
- ジャンル : フィクション
- サブジャンル : 人生ドラマ
- テーマ : シネマ
- 言語 : フランス語, 英語
- その他の国の共同制作者 : フランス
興行収入・公開作品
ニュース&アワード
映画祭でのセレクション (4)
受賞 (1)
Cannes International Film Festival
フランス, 1994
Best Screenplay Award : Michel Blanc
Prize from the Commission Supérieure Technique