あらすじ
エレクトルの末裔である若い女性、シルヴィ・ルソー(サンドリーヌ・ボネール)は、復讐のために、弟(グレゴワール・コラン)の代わりに立ち上がり、母親(フランソワーズ・ファビアン)に逆らい、父の死についての謎を明らかにしようとする。シルヴィは調べていくうちに、父のかつての同僚であるワルサー(イエジー・ラジヴィオヴィッチ)がこの事件の謎を握っていることを突き止める。
Source : institut.jp
クレジット
監督 (1)
俳優 (10)
映画製作・配給会社 (5)
- 製作代表 : Pierre Grise Productions
- Co-productions : Arte France Cinéma, La Sept Cinéma
- Foreign production companies : T&C Film AG, Alia Film
- Film exports/foreign sales : Celluloid Dreams
- フランス国内配給 : Pierre Grise Distribution
クレジットタイトル詳細 (18)
- 製作代表 : Martine Marignac, Maurice Tinchant
- Adaptation : Jacques Rivette, Pascal Bonitzer, Emmanuelle Cuau
- フォトディレクター : William Lubtchansky
- 作曲家 : Jordi Savall
- Assistant director : Lorraine Groleau
- Editor : Nicole Lubtchansky
- Sound recordists : Eric Vaucher, Laurent Dreyer
- Costume designer : Anne Autran
- 音声アシスタント : Jean-Luc Laborde
- 撮影技師アシスタント : Marion Befve, Irina Lubtchansky
- 製作部長 : Christian Lambert
- 報道担当(映画) : Marie-Christine Damiens
- Assistant editor : Valentine Duley
- スクリプト : Lydie Mahias
- 装飾 : Manu de Chauvigny
- Foley artists : Pascal Chauvin, Pascal Dedeye
- サウンド・ミキサー : Bernard Le Roux
- スチールマン : Moune Jamet
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技術面詳細
- タイプ : 長編映画
- ジャンル : フィクション
- 言語 : フランス語
- 出身 : フランス, スイス
- Original French-language productions : 不明
- 製作国 : 大部分フランス (フランス, スイス)
興行収入・公開作品
ニュース&アワード
映画祭でのセレクション (4)
Istanbul Film Festival
トルコ, 1999
世界のフェスティバルより
Cairo - International Film Festival
エジプト, 1998
コンペティション外作品
About
リヴェットは「エレクトル」について考えていました。彼の「悲劇的なヒロイン」であるサンドリーヌ・ボネールが殺人を発見し、その復讐を誓うからです。犯 罪ものであるために、作品の構造は他のリヴェット作品のように遊戯的で、弛緩していません。しかし撮影初日を迎えるまで、ジャックはラストが開かれたまま であり、即興の遊戯の余裕を残すことを望んでいました。(…)『シークレット・ディフェンス』では、持続が作品の本質と美しさを生み出しています。何も起 こらないその持続の中で強烈な感情が徐々に沸き起こってきます。リヴェットは『めまい』から着想を得ていました。ヒッチコックも持続というものを考える作 家です。何が起こるか知っていることで人は苦しめられます。ヒッチコックの観客は、真実を探し求める主役たちと自分を同一視しています。こうした意味で、 リヴェットは、劇的な瞬間が連続するアクション映画よりもヒッチコックに近いと言えるでしょう。
(パスカル・ボニゼール、「リベラシオン」1998年3月18日)