あらすじ
刑務所内の作業場。囚人ルイとエミールはそこで眼で合図を交わし合う。夜、同房の二人は題名曲“自由を我等に”を小声で口ずさみ脱獄を図る。塀を越えようとして発見されたエミール。お前だけ逃げろ、とルイに叫ぶ。ルイは要領のいい男で、露店のレコード売りからとんとん拍子に出世して、大蓄音機会社の社長となる。エミールもようやく放免。だのに、のんびりと原っぱに寝転がっていると、巡査がやってきて、“働くことが自由なのだ”(その言葉から教室の授業風景が映り子供たちが同じ文句を唄うギャグは傑作)とお説教された上、留置所に放り込まれた。窓の外から美しい女声が届いて、絶望に首を吊ろうとするエミール。ところが、紐をかけた鉄格子が抜け、なんなく逃亡に成功。やがて彼は美声の主ジャンヌも働くルイの工場の工員となり、ジャンヌを追って逆に監督に追いかけられたところをルイとばったり。彼はてっきりエミールがたかりに来たかと、まずピストルで次に札束で迎えるが、きょとんとして応じない。そこへ工員たちの靴音……。刑務所生活を想起して友情が浮かび上がり、再びあの歌を共に唄う。
Source : allcinema.net
クレジット
監督 (1)
俳優 (18)
映画製作・配給会社 (3)
- 製作代表 : Films Sonores Tobis
- Film exports/foreign sales : Tamasa Distribution
- フランス国内配給 : Films Sonores Tobis
クレジットタイトル詳細 (10)
- Adaptation : René Clair
- シナリオライター : René Clair
- Directors of Photography : Georges Perinal, Georges Raulet
- 作曲家 : Georges Auric
- Assistant directors : Albert Valentin, Ary Sadoul
- 編集担当 : René Le Hénaff
- 録音技師 : Hermann Storr
- Costume designer : René Hubert
- Production managers : Frank Clifford, Georges Lampin
- 装飾 : Lazare Meerson
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技術面詳細
- タイプ : 長編映画
- ジャンル : フィクション
- サブジャンル : コメディー
- 言語 : フランス語
- その他の国の共同制作者 : フランス
- Original French-language productions : はい
- 製作国 : 100%フランス (フランス)
- 製作年 : 1931
- フランス公開 : 18/12/1931
- 上映時間 : 1 時間 44 分
- 経過状況 : 公開済み
- ニュメロ·デ Visa : 2421
- CNC助成 : はい
- 生産のフォーマット : 35ミリ
- カラータイプ : 白黒
- 画面セット : 1.33
- Audio format : モノラル
興行収入・公開作品
ニュース&アワード
映画祭でのセレクション (1)
受賞 (1)
About
この映画は1931年の作品である。そして、1936年に封切られたチャップリンの『モダン・タイムス』は、ベルトコンベアが走る流れ作業、それから起こるどたばた騒ぎ、幕切れの野原の直線道路を行く構図などがこの作品と似ていると言われる。
チャップリンはトビス社より告訴されるものの、「私のアイデアが偉大なる映画人であるチャップリンに使用されることは誠に光栄であります。」とのルネ・クレールの声明によって、チャップリンは勝訴する。ただ、一説にはトビス社がナチス・ドイツの影響下にあったウーファ社の姉妹会社である事から、ナチス・ドイツの影響力が陰にあるとの説もある。
Source : Wikipedia