あらすじ
パリで過ごす50代の熟年夫婦のマリーとジャンは、南フランスのランド地方にヴァカンスに出掛けるが、マリーが寝ている間に、ジャンは忽然と消えて しまう。ヘリコプターを使った捜索隊も、夫を発見することはできず、マリーはパリでの大学で英語を教える生活に戻る。しかし夫を失った喪失感から彼女は夫 がいるかのように、「まぼろし」を作り出して、あたかも彼がいるかのように話し、日常生活を送る。心配した親友の英国人のアマンダは、出版社を経営する ヴァンサンを紹介し、2人は仲良くなり、関係を続けるのだが、夫のまぼろしと生活するマリーには不倫関係のようであり、ヴァンサンにはジャンにあった「重 さが感じられない」と冷たかった。そんなある日、警察から、似ている死体が上がったが、確認に来てほしいと言われる。マリーはジャンの母のスザンヌに相談 に行くのだが、子供を作らなかったマリーに義母は冷たく、死を認めない義母に抵抗して、夫の死を受け入れようとする。死体安置所で水死体の遺体確認をする のだが、腐敗の状況が酷くて本人とは識別できなかった、しかし遺品を見た時に、腕時計が違うと思わず安心して笑ってしまう。夫を失った海辺で泣いている と、遠くに失った夫とよく似た姿を発見し、まぼろしかもしれない男の元へ駆け寄っていくのであった。
クレジット
監督 (1)
俳優 (16)
映画製作・配給会社 (4)
- 製作代表 : Fidélité Films
- Co-productions : Haut et Court, Eurospace, Arte France Cinéma
- Film exports/foreign sales : Celluloid Dreams
- フランス国内配給 : Haut et Court
クレジットタイトル詳細 (18)
- 製作代表 : Marc Missonnier, Olivier Delbosc
- Screenwriters : Emmanuèle Bernheim, Marcia Romano, Marina De Van
- Directors of Photography : Jeanne Lapoirie, Antoine Héberlé
- 作曲家 : Philippe Rombi
- Assistant directors : Hubert Barbin, Vincent Vizioz, Raphaëlle Piani
- Editor : Laurence Bawedin
- Sound recordists : Jean-Luc Audy, Stéphane Reichart
- Costume designer : Pascaline Chavanne
- エグゼクティブプロデューサー : Marc Missonnier
- 撮影技師アシスタント : Mounia Lamrani Malhuret, Benoît Rizzotti
- Production managers : Patrice Arrat, Pierre Wallon
- 報道担当(映画) : André-Paul Ricci
- 音声編集担当 : Benoît Hillebrant
- スクリプト : Anne Wermelinger
- キャスティング : Antoinette Boulat
- サウンド・ミキサー : Jean-Pierre Laforce
- スチールマン : Jean-Claude Moireau
- 演出助手 : Nicolas Eprendre
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技術面詳細
- タイプ : 長編映画
- ジャンル : フィクション
- サブジャンル : ドラマ
- テーマ : カップル, 海
- 言語 : フランス語
- 出身 : ベルギー, イタリア, 日本, フランス