あらすじ
セバスティヤン(ジャン=ピエール・カルフォン)とクレール(ビュル・オジエ)は一緒に暮らしているカップルだ。セバスティヤンは演出家、クレールは女優である。クレールは、セバスティヤンの劇団による舞台、ラシーヌの『アンドロマック』で主役のエルミオーヌを演じる準備をしている。彼らがリハーサルをしているところをテレビ局が撮影している。クレールは、徐々に、この芝居を続ける気力を失っていき、リハーサル中に、突然、稽古場を後にしてしまう。セバスティヤンは、その場ですぐ、クレールの代わりに彼のかつての恋人であるマルタ(ジョゼ・デトゥープ)をエルミオーヌ役に抜擢する。リハーサルが継続される間、クレールは一人、アパートの部屋で悲しみの中に沈んでいく。クレールが自殺未遂を起こしたことで、セバスティヤンは彼女のものに戻ってくる。二人は、部屋に閉じこもり、子供に戻ったかのように騒ぎ、ぶつかり合うのだが、クレールはそうした喧騒の後に、ようやく自分たちの愛が終わったことを悟るのだった。
Source : institut.jp
クレジット
監督 (1)
俳優 (15)
映画製作・配給会社 (3)
- 製作代表 : Les Films Marceau, Cocinor, Sogexport Film
- Film exports/foreign sales : Les Films du Losange
- フランス国内配給 : Cocinor
クレジットタイトル詳細 (8)
- 製作代表 : Georges De Beauregard
- Screenwriters : Marilu Parolini, Jacques Rivette
- フォトディレクター : Étienne Becker
- 作曲家 : Jean-Claude Eloy
- 監督補佐 : André Téchiné
- Editor : Nicole Lubtchansky
- Sound recordists : Bernard Aubouy, Jean-Claude Laureux
- スチールマン : Pierre Zucca
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技術面詳細
- タイプ : 長編映画
- ジャンル : フィクション
- サブジャンル : 人生ドラマ
- テーマ : 演劇, カップル
- 言語 : フランス語
- その他の国の共同制作者 : フランス
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About
最初と真ん中と終わりがあるような話を語りたくなかった。あるシチュエーションを選び、それを操作し、それに立ち向かい、それを実験すること、そしてカメラの技術や、俳優たちとどのような関係を結ぶのかというアプローチによってそうしたシチュエーションを反応させていきたいと思った。観客にとってある物語が存在するとしても、物語の伝統的な観念に結びついたものとは別の側面を作品が持つことも望んでいる。(…)現代の映画に特有なテーマ、つまりカップルのテーマを選びたかった。
(ジャック・リヴェット)
『狂気の愛』は、筏(いかだ)の映画としてみるべきだ。そこら中から水が漏れている筏で、その筏に乗っている二人の子供たちは、その言葉(ECOPER)のあらゆる意味で、「船底から水をくみ出そうとする(=ひどいめにあう、罰を受ける、損害を受ける)」。
(セルジュ・ダネー、「リベラシオン」1991年8月8日)
Source : institut.jp