あらすじ
10月のパリ。新学期にわくリセで、13歳の少女ビック(ソフィー・マルソー)はペネロプ(シーラ・オコナー)と仲良くなった。ビックの父フランソ ワ(クロード・ブラッスール)は歯科医、母フランソワーズ(ブリジット・フォッセー)は漫画家で、一人娘のビックとは率直な関係でありたいと願っていた。 母方のひいおばあちゃんプペット(ドニーズ・グレー)は現役のハープ奏者で、その豊富な男性経験からビックに恋愛戦術を伝授してくれる。ブームで知り合っ たマチュー(アレクサンドル・スターラン)に恋心を抱くビック。一方、別れたつもりの愛人に迫られて一夜をすごしたフランソワは、足を骨折したと嘘をつ く。夫を信じて本気で案じてくれる妻の真心に、うたれて真相を告白するフランソワ。結局、フランソワは別居することになった。ホテルマン志望のマチュー が、実習のためグランド・ホテルに行く。彼を追ってビックもグランド・ホテルに。だが、二人のランデブーはみじめな結果に終った。フランソワーズは娘のこ とで会ったドイツ語教師エリック(ベルナール・ジロドー)と付きあうようになる。フランソワが勘違いから、フランソワーズに嫌味を言ったことがきっかけ で、フランソワーズとエリックは結ばれる。プペットに「今を逃したら最後よ」と言われて、フランソワは妻をベニス旅行へ誘う。しかし、彼女はエリックとア フリカ旅行に行くという。だが、フランソワーズは搭乗口で思い直し、昔ビックを身ごもったと告白したレストランに行く。すると彼が一人さびしく食事をして いた。ビックはブームでマチューと再会し、抱き合い踊る。そこヘ、初対面の少年が入って来て、ビックと目が合った。新しい曲が始まると、二人は踊り出す。
Source : movie.goo.ne.jp
クレジット
監督 (1)
俳優 (36)
映画製作・配給会社 (3)
クレジットタイトル詳細 (20)
- Screenwriters : Danièle Thompson, Claude Pinoteau
- フォトディレクター : Edmond Séchan
- 作曲家 : Vladimir Cosma
- Assistant directors : Remy Duchemin, Robin Katz
- Editor : Marie-Josèphe Yoyotte
- 録音技師 : Bernard Bats
- Costume designers : Nicole Bize, Jacques Fonteray
- Producers : Marcel Dassault, Alain Poiré
- 音声アシスタント : Michel Kharat
- 撮影技師アシスタント : Bernard Cavalié, Franck Séchan
- 撮影技師 : Yves Rodallec
- Production managers : Jacques Bourdon, Marc Goldstaub
- 報道担当(映画) : Paulette Andrieux
- Sound editor : Gina Pignier
- Assistant editors : Christine Pansu, Chantal Pernecker
- スクリプト : Catherine Prévert
- 装飾 : Jacques Bufnoir
- キャスティング : Françoise Menidrey
- サウンド・ミキサー : Claude Villand
- スチールマン : Jean-Louis Castelli
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技術面詳細
- タイプ : 長編映画
- ジャンル : フィクション
- サブジャンル : コメディー
- テーマ : 思春期
- 言語 : フランス語
- その他の国の共同制作者 : フランス (100.0%)
- Original French-language productions : はい
- 製作国 : 100%フランス (フランス)
- 製作年 : 1980
- フランス公開 : 17/12/1980
- 上映時間 : 1 時間 50 分
- 経過状況 : 公開済み
- ニュメロ·デ Visa : 52761
- ビザ発行日 : 05/01/1981
- CNC助成 : はい
- 生産のフォーマット : 35ミリ
- カラータイプ : カラー
- 画面セット : 1.66
- Audio format : モノラル
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About
評
公開時の評に以下のようなものがある。
「[山本晋也曰く]『もろ、ロリータ・コンプレックス』」
「『お尻がムズムズ。はずかしくって見てられん』『女の子ってわからん」と言っていた人を知っている」。
「おもちゃ箱的青春ムービー。(中略)ごく普通の少女達が、普通の恋をして、またひとつ大人になるのでありました、とりまく大人は大人でイロイロあり、ひとつ年をとりましたとさ。といった、よくあるパターンではありますが、しかし、その味つけがなかなかのもの」。
「何を着て行こうかと、あれこれ迷う若いヒロインの、カット重ねによるファッションの見せ方は、こちらも心がはずむ」。
「[ヒロインの曾祖母が]いかにもフランスらしい人生の練達者に見える。この人が、影に日向に、若いヒロインの先導者となるのである。この豊かさは、他の国の映画では、ちょっと見あたらない」。
「両親が、娘の初めてのブームの、送りむかえをするところなど、気の使い方がしのばれて、描写はユーモラスにも細かい」。
「別居から、離婚寸前までいく(中略)親のいざこざに遭遇する、現代の子供という、世界共通のテーマを提示してくる。
「“すべての世代を楽しませる優しいバラ色の映画”“魔術のような美しい映画”と評された」。
後年の評に以下のようなものがある。
「とりたててどうということもないリセエンヌの淡い初恋物語だったり、友情物語だったり。社会現象をともなったあのヒットぶりは、一体何だったのか」。
監督インタビュー
大ヒットした理由は、若者たちが映画の主人公を同一視してくれたからだろう。日本の若者がどういう状況におかれているかわからないが、ロマンチックな初恋物語であり、どこにでもある親と子の話だから、きっとわかってくれると思う[4]。
現代(引用注:1980年代初)の若者は麻薬やセックスなど暗いイメージが強調され過ぎているように思えるが、もっとロマンチックな青春を送っている子供たちもきっといるはずだ。純粋に、平凡に生きている子供を描くことで社会の現実を伝えたかった。
Source : Wikipedia