あらすじ
ロ ンドン発の旅客機がジュネーヴ空港に着陸し、国際的な大スター、グローリア・ベンスン(ティルダ・タマール)が降り立つ。寄宿女学校にいる娘ペニイ(ダ ニー・ロバン)に会いに来たのだ。だが十九になる彼女はここが退屈で仕方がない。暑中休暇にパリ旅行が計画されていると知り、やっと納得する。しかし名所 古蹟の数々も一向にペニイの興味を惹かない。その代り街中で接吻している恋人達やマネキンの衣裳にボウッとしてしまう。ちょいとハンサムな青年に出会った ペニイは、早速色眼を使ってランデヴーの交渉成立。その夜、学友らとジュネーヴへ戻る筈を、列車から抜け出してパリに踏みとどまる。青年アントワーヌ(ダ ニエル・ジェラン)は、実は下町界隈の警察署長で若くて独身、しかも美人には目がないというサムライ。とも知らぬペニイは、連れ立って凄く下町気分の出る 所で食事し、とどの詰り、アントワーヌのアパートで二人は接吻。「接吻ってこんなに楽しいものとは知らなかったわ」というペニイに、慌てたアントワーヌは 自分の身分を白状するがかえって居すわられてしまう。翌朝、母親の依頼から発せられた捜査指令で、ペニイが失踪中の未成年者と判って二度ビックリ。婚約者 気取りで散歩に出たペニイを捕まえ、手錠をかけて連行駅頭で校長先生に引渡す。列車が出てホッとしたのも束の間、又もやアントワーヌの背後からペニイが現 われる。進行中の列車から飛び降りたらしい。処置なしとばかり騙して警視庁へ連行、証明書をみるといつも年をごまかすグローリアが娘の年まで偽って十九を 十七と申告。結局、未成年者扱いはできず、ペニイは天下晴れてパリ散歩。どうやらアントワーヌを好きになってしまったのに気づく。彼が愛人クロード(マ リー・ダエムス)をアパートに招くと、そこにペニイも押しかけてテンヤワンヤ。仕方なく二人を連れてキャバレーに出かけるアントワーヌ。クロードと踊る彼 を見て、ペニイは司会者の誘うまま“素人ストリップ・コンクール”に出演。驚いたアントワーヌは、彼女を連れ出そうとして大騒動。ノサれてしまったアント ワーヌを、ペニイはアパートへ連れて行き介抱してやる。翌朝、パリに着いたばかりのグローリアから娘の安否を気遣う電話。アントワーヌは傍らで微笑してい るペニイを見ながら返事する。お嬢さんは結婚されます。この僕と……。
Source : movie.walkerplus.com
クレジット
監督 (1)
俳優 (50)
映画製作・配給会社 (2)
- 製作代表 : Boréal Films
- フランス国内配給 : Sonofilm
クレジットタイトル詳細 (11)
- Adaptation : Annette Wademant, Jean Aurel
- シナリオライター : Jacques Laurent
- フォトディレクター : Jacques Lemare
- 作曲家 : Georges Van Parys
- 監督補佐 : Pierre Lary
- Editors : Louisette Hautecoeur, Denise Natot
- 録音技師 : René Sarazin
- 製作部長 : Yvon Guezel
- 装飾 : Robert Hubert
- スチールマン : Raymond Heil
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技術面詳細
- タイプ : 長編映画
- ジャンル : フィクション
- サブジャンル : コメディー
- 言語 : フランス語
- Original French-language productions : 不明
- 製作国 : 100%フランス
- 製作年 : 1955
- フランス公開 : 28/03/1956
- 上映時間 : 1 時間 40 分
- 経過状況 : 公開済み
- CNC助成 : 不明
- カラータイプ : 白黒
- 画面セット : 1.37
- Audio format : モノラル