あらすじ
1953年、ロワールの谷あいの小さな町アンボワーズの町。リセ(国立中等高校)の最終学年の学生たちにとっての最大の難関はバカロレア(中等教育 修了証)。その試験にめでたく合格したアンヌ(フィリッピーヌ・ルロワ・ボーリュー)と親友マリー=ジョー(シャルロット・ワリオ)、ダヴィッド(C・ シュムニ)、マルコ(M・ゴダン)、ミシェール(F・ゲラン)、ソランジュ(B・シャマク)の6人は大の仲よし。無事にバカロレアも終わって、リセの残り 少ない生活を思いっきり満喫しようとハリキッていた。ジャズに夢中のアンヌは暇を見つけてはドラムを叩いている。ある日、彼女はマリー=ジョーとシュノン ソー城に忍び込んだ。そして、寝室で胸のときめくような時を過ごした。しかし二人がふざけ合っているところを、ちょうどカメラを持ち歩いていた観光客に撮 られ新聞にのってしまった。政治家を目ざして選挙の準備をはじめていたアンヌの父親ランベール(ミシェル・デュショソワ)氏は、自分の名声に傷がつくと大 憤慨。母のジュヌビエーヴ(ミレーヌ・ドモンジョ)もアンヌをしかるが、同時になだめるのだった。やがて待ちに待ったバカンスがやって来た。水泳にパー ティ、魚釣りなどの楽しい日々のはじまりだ。そんな頃、この町に不思議な親子がやって来た。母親の名はリサ(カロリーヌ・セリエ)。円熟した美貌の持主で ある彼女に、早速マルコが夢中。そして息子のクリスチャン(息子クリスチャン・ヴァディム)も憂いを含んだ長身のハンサム・ボーイで、アンヌは一目で好き になってしまった。クリスチャンの方も、明るくさわやかなアンヌに惹かれ、二人は急激に接近した。ダヴィッドの家でサプライズ・パーティが開かれることに なった。若者たちは踊り狂った。自分からアンヌが離れていくようで、さびしくなったマリー=ジョーは、自暴自棄になって、ダヴィッドの兄サミー(ポール・ サンデル)に体を与えてしまう。マリー=ジョーを心から愛していたのはダヴィッドの方なのに。妊娠して悩むマリー=ジョーからすべてのいきさつを聞いたダ ヴィッドは信頼する父親アンドレ(ロベール・オッセン)に相談した。一方、リサに夢中のマルコは、積極的に近づくが、ひょんなことで、リサ母子の素姓を 知った。クリスチャンの父ジョルジュ(モーリス・ロネ)は第二次大戦中の対独協力者として犯罪者の烙印をおされ逃亡中の...
クレジット
監督 (1)
俳優 (18)
映画製作・配給会社 (2)
- 製作代表 : Uranium Films, Cinéthèque
- フランス国内配給 : SN Prodis
クレジットタイトル詳細 (7)
- 製作代表 : Georges Glass, Dany Cohen, Yvon Guezel
- シナリオライター : Roger Vadim
- フォトディレクター : Georges Barsky
- 作曲家 : Michel Magne, Sergio Renucci
- 編集担当 : Raymond Lewin
- 録音技師 : Alain Sempé
- あてレコ : Roger Vadim
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技術面詳細
- タイプ : 長編映画
- ジャンル : フィクション
- サブジャンル : コメディー
- テーマ : 思春期
- 言語 : フランス語
- Original French-language productions : 不明