あらすじ
アントワーヌ(ジャン・ピエール・カッセル)は男前で小粋で、正真正銘のパリジャン。彼の職場は鉄工所。熔けて熱い鉄の色はあの夜のカフェの女の子 の唇の色に似てる、なんて思う暇ナンかない。下手すると女の子より危険だ。遊びじゃないンだから。困るのは夜の夢の中にまで仕事が侵入してくるコト。ウン ウンうなされているとアントワーヌは肩さきを思いきりドヤされて目がさめる。祖父と並んで釣糸を垂れて夢の中にいたわけ。「ステキな夢を見た。僕は職工 で、毎日パンとミルク代を稼ぎに出かけてね」。何をバカな。祖父はあきれ顔でアントワーヌを見る。幼い頃アントワーヌは両親を列車事故で失って以釆、この 大金特の祖父の手で育てられ、この世の苦労ナンて何もしらない。祖父は、お前は私そっくりの性格だ、働くなんてことができるかと大声で笑う。アントワーヌ も、シカリと思う。事実は夢よりも変転きわまりなく、突然死んでしまった浪費家の祖父は使い古された望遠鏡を残しただげ。アントワーヌは裸同然でパリに放 り出された。彼はしかし失望しない。ふらり街に出て望遠鏡の賃貸しをはじめ、その縁で行商人バルタザールと知りあい、彼の居候になった。その上、彼のオン ナ、ニコル(I・デミック)ともネンゴロになった。ある日、望遠鏡で見たイザベル(C・ドヌーブ)という美人を求めて世界中を探し廻るハメになった--。 アントワーヌが行く街で彼に色目を投げない婦人はない。ルイゼット、マリア、クララ、この世にも愛すべき御婦人がたと過した悩ましい夜に続く、おしつけが ましい朝を、アントワーヌはどのように迎えたのか。夢のようなオハナシなのでアル……。
Source : movie.goo.ne.jp
クレジット
監督 (1)
俳優 (35)
映画製作・配給会社 (3)
- 海外製作作品 : Ultra Film
- フランス国内配給 : Fox France
クレジットタイトル詳細 (11)
- シナリオライター : Philippe De Broca
- Dialogue Writers : Henri Lanoë, Philippe De Broca
- フォトディレクター : Raoul Coutard
- 作曲家 : Georges Delerue
- Editor : Françoise Javet
- 録音技師 : Jacques Carrère
- Costume designer : Jacqueline Moreau
- 原作者 : André Couteaux
- プロデューサー : Julien Derode
- スクリプト : Sylvette Baudrot
- 美術部長 : Pierre Duquesne
この映画を見る
Watch ピストン野郎 in VOD
技術面詳細
- タイプ : 長編映画
- ジャンル : フィクション
- サブジャンル : センチメンタルコメディ
- 言語 : フランス語
- 出身 : フランス, イタリア
- Original French-language productions : 不明
ニュース&アワード
About
アンドレ・クートーの風刺小説『そしてそれから君と結婚します』を「素晴らしい風船旅行」のアンリ・ラノエが脚色、「リオの男」のフィリップ・ド・ ブロカが監督したファンタスティックなピンク・ドラマ。撮影は「女は女である」のラウール・クタール、音楽は「リオの男」のジョルジュ・ドルリューが担当 した。出演は「素晴らしきヒコーキ野郎」のジャン・ピエール・カッセル、同じくイリーナ・デミック、「シェルブールの雨傘」のカトリーヌ・ドヌーヴ、 「いっちょう頂き」のアニー・ジラルド、「輪舞」のヴァレリー・ラグランジュ、ほかにサンドラ・ミーロ、ジャン・クロード・ブリアリ、アンドレ・リュゲな ど。
Source : movie.goo.ne.jp