あらすじ
映 画を撮る、ということに失望を感じている監督のポール(ジャン・ルイ・トランティニャン)は、その混沌の中でかつて放棄したシナリオの主演女優を探し出す 決心をする。それは単なる役者以上のもの、新たな活力を生み出す必然性をもった存在でなくてはならなかった。そんな彼の前に、映画学校を卒業したばかりの ジャン(ジェイコブ・バージャー)が現われ、ポールははずみで彼をアシスタントとして雇うことにした。ある日一枚の写真で、ポールはダラ(ラウラ・モラン テ)というイタリアの女優と再会し、今やスクリーンから姿を消してしまった彼女を、いつしか自分に必要な登場人物である、と確信するようになり、すでに ローマを去り故郷の村に戻っていった彼女を、ジャンに探させに行かせる。村のレストランでダラに会ったジャンは、彼女の唯一の願いであるアメリカに移住し た父(レイ・セラ)を訪ねることを条件に、彼女を演技の世界へ連れ戻すことに成功する。そしてニューヨークへ旅立つ前夜、二人は一夜を共にした。ダラの父 親はブルックリンで食堂を経営し、新しい妻(ジェーン・ホルツァー)もいて、もうイタリア語も忘れかけていたが、二人は再会を心から喜んだ。二人を追って ニューヨークにやってきたポールは、早速映画製作にとりかかるが、ダラに恋心を抱いていたジャンは自分がのけ者にされていると思い、ポールと対立し、一人 ニューヨークを去ってゆく。キオッジアで3人が再会した時、それぞれの感情のしこりはなくなていた。そしてポールの心には再び創造の魂が戻ってき、映画製 作の意欲に燃えるのだった。
Source : movie.walkerplus.com
クレジット
監督 (1)
俳優 (12)
映画製作・配給会社 (4)
クレジットタイトル詳細 (10)
- 製作代表 : Marin Karmitz
- シナリオライター : Alain Tanner
- フォトディレクター : Patrick Blossier
- 作曲家 : Arié Dzierlatka
- 編集担当 : Laurent Uhler
- 録音技師 : Jean-Paul Mugel
- プロデューサー : Alain Tanner
- エグゼクティブプロデューサー : Jean-Louis Porchet
- 音声アシスタント : Laurent Poirier
- 撮影技師アシスタント : Nathalie Durand
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技術面詳細
- タイプ : 長編映画
- ジャンル : フィクション
- サブジャンル : 人生ドラマ
- 言語 : フランス語
- 出身 : スイス, フランス
- Original French-language productions : 不明