あらすじ
友 人のグザヴィエの行方を捜しにインドへやって来たロシニョル(ジャン・ユーグ・アングラード)。手掛かりの女性、ヴィムラ・サール(ディプティ・ダー ヴェ)はグザヴィエが病気にかかっていたこと、マドラスの神智学協会から手紙が来ていたことなどを告げる。ロシニョルは病院を訪ねたが、膨大な量のカルテ の前に、なす術もない。マドラス行きの列車の中で出会ったペーター・シュレミールと名乗る老人(オットー・タウシヒ)は、自分の影を無くしてしまった男に ついて語る。翌日彼は神智学協会の教授から「私は夜鳴く鳥」と書いたグザヴィエの手紙を見せられ、その手紙が旅の最終目的地と決めていたゴアで書かれたこ とに驚く。教授は「私達は皆二つの人生を生きる」という言葉を教えた。ゴア行きのバスに乗り込んだ彼に、奇形の占い師は、あなたの魂はここに無いから、予 言は出来ない、魂はとても遠いところにある、と言う。ゴアのボアベンチュラ大司教館へ、そしてカラングート海岸へと向かった彼は少女に「パナマのマンド ヴィ・ホテルへ行くといい」と言われる。更に少女は「ロシニョル、英語にするとナイチンゲールさん」と言い残す。それを聞いて彼はグザヴィエの手紙の「夜 鳴く鳥」(=ナイチンゲール)という言葉を思い出した。マンドヴィ・ホテルから更にフォート・アグアダ・ホテルへ向かった彼は、そこで出会った魅力的な女 性クリスティーヌ(クレマンティーヌ・セラリエ)を食事に誘い、友人が僕を捜しているが、彼は僕を見つけられない、彼は僅かな手掛かりを頼りに僕を捜す が、上手くいかない、彼は自分自身を捜しているんだと話す。彼らが席を立とうとすると、勘定は支払われていて、しかもその人間の名は伏せられていた。割り 切れない気持ちでクリスティーヌがこれは映画なのか、それとも現実なのかと尋ねるが、ロシニョルはそれには答えず、穏やかな微笑みを浮かべて佇んでいた。
Source : movie.walkerplus.com
クレジット
監督 (1)
俳優 (4)
映画製作・配給会社 (4)
- 共同製作 : Ciné 5
- Film exports/foreign sales : Newen Connect a TF1 Group Company, Tamasa Distribution
- フランス国内配給 : UGC Distribution
クレジットタイトル詳細 (13)
- 製作代表 : Maurice Bernart, Alain Sarde
- Screenwriters : Alain Corneau, Louis Gardel
- フォトディレクター : Yves Angelo
- 監督補佐 : Frédéric Blum
- 編集担当 : Thierry Derocles
- 録音技師 : Pierre Gamet
- 原作者 : Antonio Tabucchi
- 音声アシスタント : Bernard Chaumeil
- 撮影技師アシスタント : Laurent Fleutot
- 製作部長 : Patrick Lancelot
- 編集アシスタント : Éric Legarçon
- スクリプト : Hélène Sebillotte
- サウンド・ミキサー : Gérard Lamps
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技術面詳細
- タイプ : 長編映画
- ジャンル : フィクション
- サブジャンル : 形而上的実験映画
- テーマ : 彷徨
- 言語 : フランス語
- その他の国の共同制作者 : フランス (100.0%)