あらすじ
1968年5月、南仏ジェールのヴューザック家。当主の夫人(ポーレット・デュボー)が死に、長男のミル(ミシェル・ピッコリ)は彼女の死を兄弟や娘たち に伝える。時は五月革命のさ中。駆けつけたミルの娘カミーユ(ミュウ・ミュウ)と彼女の子供たち、姪のクレール(ドミニク・ブラン)とその女友達マリー・ ロール(ロゼン・ル・タレク)、弟のジョルジュ(ミシェル・デュショソワ)と彼の後妻リリー(ハリエット・ウォルター)たちの話題といえば、革命のことと 遺産分配のことばかり。家を売ろうというカミーユとジョルジュに、ミルは怒りを爆発させる。そんな折、公証人ダニエル(フランソワ・ベルレアン)の読みあ げる夫人の遺書の中に、手伝いのアデル(マルティーヌ・ゴーティエ)が相続人に含まれていると知った一同は驚く。その夜パリで学生運動に参加しているジョ ルジュの息子ピエール・アラン(ルノー・ダネール)がトラック運転手のグリマルディ(ブルーノ・ガレット)と、屋敷に現われる。翌日、革命の影響で葬儀屋 までがストをする。ミルたちは遺体を庭に埋めることにし、葬式を一日延期し、ピクニックに興じる。解放された雰囲気の中で、ミルはリリーと、ダニエルはカ ミーユと、ピエール・アランはマリー・ロールと、グリマルディーはクレールと親しくなってゆく。しかしその夜、屋敷に現われた村の工場主プテロー夫妻(エ ティエンヌ・ドラベール、ヴァレリー・ルメルシェ)から、ブルジョワは殺されると知らされた一同は、森へと逃げる。疲労と空腹で一夜を過ごし、険悪なもの となった彼らのもとにアデルがやって来て、ストが終ったことを知らせる。いつしか彼らの心の中には、屋敷を売る考えはなくなっていた。そして無事葬儀は終 わり、カミーユたちは迎えにやって来た夫のポール(ユベール・サン・マカリー)と共に、また他の人々も帰るべき場所へと帰って行き、屋敷には再びミルだけ が残されるのだった。
Source : movie.goo.ne.jp
クレジット
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俳優 (18)
映画製作・配給会社 (4)
クレジットタイトル詳細 (20)
- Adaptation : Louis Malle, Jean-Claude Carrière
- フォトディレクター : Renato Berta
- 作曲家 : Stéphane Grappelli
- Assistant directors : Luc Etienne, Michel Ferry
- Editor : Emmanuelle Castro
- 録音技師 : Jean-Claude Laureux
- Costume designer : Catherine Leterrier
- Producers : Louis Malle, Vincent Malle
- Sound assistant : Brigitte Taillandier
- 撮影技師アシスタント : Muriel Coulin, Jean-Paul Toraille
- 製作部長 : Claudio Gaeta
- 報道担当(映画) : Claude Davy
- Assistant editors : Nathalie Langlade, Marie-France Poulizac
- スクリプト : France Lachapelle
- Foley artist : Laurent Lévy
- キャスティング : Jeanne Biras
- 美術装飾 : Willy Holt
- サウンド・ミキサー : Dominique Hennequin
- スチールマン : Jeanne Louise Bulliard
- 演出助手 : Jean-Yves Asselin
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技術面詳細
- タイプ : 長編映画
- ジャンル : フィクション
- サブジャンル : 人生ドラマ
- テーマ : 田舎
- 言語 : フランス語
- 出身 : フランス, イタリア
興行収入・公開作品
ニュース&アワード
映画祭でのセレクション (6)
Tübingen | Stuttgart International French-language Film Festival
ドイツ, 2020
Hommage Agnès Varda / Michel Piccoli
受賞 (1)
About
1968年5月、フランスの田舎の家に集まってきたブルジョワ一家の数日間の騒動を描く人間ドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサーはヴァンサン・ マル、製作はジェラール・モルト、監督・脚本は「さよなら子供たち」のルイ・マル、共同脚本はジャン・クロード・カリエール、撮影はレナート・ベルタ、音 楽はステファン・グラッペリが担当。出演はミシェル・ピッコリ、ミュウ・ミュウほか。
Source : movie.goo.ne.jp